琉球古典・琉球民謡アレンジ

佐々木世寿さん(ピアニスト)へのメールインタビュー~琉球の音楽をやさしいピアノ曲へ!

ピアノで琉球音楽を

このたび、琉球の音楽をピアノで弾ける「やさしいピアノの楽譜」を作りたい!という挑戦がはじまりました。

あの楽譜アレルギーの私が……嘘のよう!
毎日毎日、五線紙に向き合っています。

人は変われる、やっぱり変われる! 40歳からでも、じゅうぶんに!
声を大にしてお伝えしたいです。

私が動き出すきっかけを下さったのは、仙台のピアニスト佐々木世寿さん。
仙台と那覇がつながって、琉球の音楽を「発掘している」感じです。

それにしても、どうして佐々木さんは今回の挑戦に一緒に参加して下さることになったのか?
私も聞きたかったことを、インタビューさせて頂きました。

電波堂劇場とピアノがつないでくれた、ミラクルなご縁です!

佐々木世寿さんとピアノのてぃんさぐの花アレンジ
佐々木世寿さん(ピアニスト)×「てぃんさぐの花」×ピアノピアノ好きな沖縄出身の哲楽家、紀々ねぇさんの琉球古典・民謡をピアノで弾く&楽譜にする挑戦レポート。仙台のピアニスト佐々木世寿さんが「てぃんさぐの花」を弾いて下さいました。ピアノがつないでくれた不思議なご縁と、これからの夢についてもお伝えします。...

☆ このブログが目指すこと

佐々木世寿さん(ピアニスト)へのメールインタビュー

Q1.佐々木さんと沖縄は、どんなご縁があったのでしょうか?

私は冬が寒い東北在住です。
雪の降らない暖かい南の国には昔から憧れがありました。

ある時偶然地元の友人達との飲み会の席で同席した臨床心理士の方が沖縄在住の方でした。その方とお知り合いになった事がきっかけで那覇に演奏に呼んで頂く機会があり、その時以来沖縄が大好きになりました。

Q2.今回、紀々の挑戦に「一緒にやってみたい!」と思って下さったポイントは?

今回はある女性作曲家が繋いでくれたご縁なのかもしれません。

実は私の自宅で使用しているピアノが1939年製の古いベヒシュタインというドイツ製のピアノなのですが、その辺りの戦前・戦後付近の作曲家によるピアノ作品に元々興味があり、様々な音源を調べていた所、あるピアニストのCDの中に入っていた「琉球舞踊組曲より 月夜の乙女達」という作品に大変魅了されました。
これは沖縄の音楽を取り入れ精力的に楽曲を作曲されていた故 金井喜久子先生の作品であるという事がわかりました。

ついにこの楽曲が頭から離れなくなり、楽曲を管理している代理の方を探してご連絡して、その方を通じ、ご遺族の方の許可を頂き楽譜を手に入れる事が出来ました。

コロナ自粛期間中、外にでれずにいた時も、ずっと弾き続けていて、ご遺族よりご好意で頂いた『二ライの歌』という本も読みました。
戦争という大変な時代を逞しく生き、沖縄の音楽を常に取り入れて作曲し続けた金井先生の文章がコロナで困難な時代に直面していた私の心にずしんと響きました。

そうしたら、紀々さんも実は金井先生の他の著作を読んでいたとお話をうかがい、これは何かのご縁があるのかも? もっと沖縄の音楽を詳しく知るチャンス! という事で喜んでご協力する事となりました。

Q3.今回の取り組みで、佐々木さんが楽しみにしていることは?

どんな風な作品になるのだろう? という事に今、純粋にワクワクしています。
沖縄のメロディを取り入れたピアノ曲で、紀々さんの目指すような、ギロックやブルクミュラーの楽曲に取り組むような生徒さんたちに向けた曲集はなかなか珍しいと思います。

Q4.弾き手としてのリクエストはありますか?

沖縄を知る方も、知らない方もその音楽に親しめて、尚且つ沖縄の情景や文化や風土、この土地の香りがそこはかとなく感じられるような作品を期待します。
クラシックで例えれば、ショパンのマズルカ集やチャイコフスキーの「四季」のような作品かもしれませんね。

Q5.佐々木さんが感じる琉球の音楽の魅力・特徴は?

琉球音階と一般に言われるドミファソシで出来た少ない数の音階に独特な美学を感じます。
それと、心地よい三線の音色や、雪国の東北出身の私にはない? あっけらかんとした懐の広い明るさ、リズム感、楽園という言葉が相応しい独特な心地よいゆらぎなどが魅力的です。実際、寝る前に聞くのにぴったりでよくiTunesから流しています。

Q6.この取り組みに、どんな可能性を感じますか?

遠距離にいても、沖縄を懐かしく感じたり、まだ知らない方には新鮮に感じる事が出来るのではないでしょうか。
また、沖縄には明るい音楽とは裏腹に、これまで悲しい歴史がありますが、もしまだ昔の事を知らない若い方もそういった事を含めて興味を持つ機会になれば、と思います。

Q7.どんな人に届くといいなと思われますか?

ピアノがお好きな方。小さなお子さまからご年配の方まで。
沖縄を離れて遠くの土地で暮らす方や、外国の方も意外とお好きかもしれませんね!

Q8.ピアノと向き合う時に、佐々木さんが一番大切にされていることは?

作曲家の思いを音符と音符の行間から感じ取るという事です。
そして音楽を心の中でまずは感じてから、その後自分が出したいと感じる音をだすようにしています。
なにより曲に寄り添い愛情を持って心の中でどの音も歌うことが大切だと思います。

Q9.佐々木さんご自身を「曲」に例えると、どんな曲ですか? そのココロは?

あまりかっちりした雰囲気の曲ではないかもしれません。
テンポも強弱も変幻自在な感じで、次第に変わっていくような。
曲目は思いつきませんでした。(ないかも?)

Q10.佐々木さんにとってピアノの魅力とは?

まず、なんといっても他の楽器に比べピアノ用の楽譜が世界中に沢山存在しているため、歳を重ねても一生を通して弾き続けられる所だと思います。
ある時には一人でオーケストラのように多彩な音楽を奏で、またある時には他の誰かと一緒にアンサンブルをする楽しみ方もあります。

私の場合、ピアノを弾いていたことで紀々さんはじめ、色々な方に出会い、色々な場所に出掛けていくきっかけにもなりました。
まさにピアノひとつで世界が広がりました。

Q11.どうしたらピアノが上手になりますか?(良く頂く質問なので、佐々木さんからのアドバイスもよろしければお願いします)

色々ありますが、まずは好きな曲を沢山見つけること。
そのためにも様々な音楽を聴いたり、感動する経験を増やしていく事が大切です。
コンサートや音源を聴く以外にも映画や舞台、ドラマ、スケートなど音楽が使われるものに積極的に触れるようにしましょう。

そして自分を信じる事。ピアノを弾く自分自身を好きになる事。
定期的に先生以外の身近な親しい誰かに演奏を聴いてもらう事。
自分の演奏を録音して恐れずによく聴いてみる事などでしょうか。

Q12.佐々木世寿さんのことをもっと知りたい方へ

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本のご紹介
ピアノの先生はレッスン中どんな事を考えているの?~佐々木世寿さん(ピアニスト)の場合ピアノ好きの哲楽家の紀々ねぇさんが、哲楽家の視点でピンときた本・動画やページをサクッとご紹介するコーナー。今回は仙台のピアニスト佐々木世寿さんの動画「ピアノのお悩み相談室 Q.2 ピアノの先生はレッスン中どんな事を考えているの?」をご紹介します。ピアノの先生の頭の中へ!...

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