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コロナ禍を乗り切るために届けたいウチナーグチ~「あんすぐとぅ」

残したいウチナーグチ「あんすぐとぅ」

沖縄ブームになって、様々な情報があふれている現代ですが……そんな情報の波の中にない「沖縄の宝もの」は、意外とたくさんあります。

ウチナーンチュとして、ぜひお伝えしたいウチナーグチをご紹介します!

あくまでも、紀々ねぇさんの独断と偏愛にもとづくものですが、気に入って頂けたらしあわせでございます。

今を乗り切るお守り言葉「あんすぐとぅ」

私は、同世代の中ではウチナーグチがわかる方なので驚かれています。

なぜ?

それは、戦争をくぐり抜けたおばあさんと一緒に暮らした11年の介護と看取りの日々があったから。
祖母との日々のことは、またゆっくりお伝えしますね。

「あんすぐとぅ」

この言葉は、ピッタリと日本語に訳することはできませんが……「そうだよね」という深い共感の言葉。
私が、世界一大好きな「相づち」です。

「だからよ~」という言葉は、テレビなどで知られるようになり若い世代にも使われていますが、「あんすぐとぅ」は若い世代では話す方々も少なく、70代の方々にも懐かしがられる言葉。
それなのに40代の紀々ねぇさんがこの言葉を選んだことに驚かれることも多いです。

私、そういうところがあるんです。
学生時代にお世話になった空手の有名な先生からは……
「あなたは見た目は中学生のようだけれど、中身は還暦ですね!」
と言われました(笑)。

紀々ねぇさんが目指す「あんすぐとぅ」~今を乗り切る力になりたい!

紀々ねぇさんが目指すのは

「詳しいことは何も話さなくても、その一言だけで気持ちが救われるような『あんすぐとぅ』」。

「わかるよ」と言わなくても「わかってもらえた」と大きな心強さを感じるような……そんな「あんすぐとぅ」を言えるおばあさんになるのが目標です。(まだ40代ですが)

今を乗り越えるために必要なもの~安心感

コロナうつという言葉が生まれる今、必要なもののひとつはきっと「安心感」。

安心感があれば、挑戦もできる。
きっと「今を乗り切る力」も湧いてくるはず。

そう考えています。

その人のことをあたたかく受け止めてくれる「あんすぐとぅ」は、まさに安心感をくれる言葉。

でも、まだ目指すおばあさんの「あんすぐとぅ」にはとても及ばないクオリティー。
そこで、先に歌をつくりました。

今をどう乗り切ればいいの?

正解が見えない不安は、紀々ねぇさんも同じ。
だからこそ、正解を探さず「足もとにある宝もの」を探して力をもらって今を乗り切ろう!と決めました。
これからも、今を乗り切る智恵と力をくれるウチナーグチをご紹介しますね。

過去と他人は変えられないけれど、アシタ(明日)とアタシ(私)は変えられる。
あした、転機になぁれ!

 

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「なんくるないさ」とあわせて知ってほしいウチナーグチ~「なんくるすさ」早稲田大学で東洋哲学を学んだ紀々ねぇさんは、「ふるさと沖縄」を哲学し、うたにする試みを続けています。広く知られるようになったウチナーグチ「なんくるないさ」ですが、コロナな時代に紹介したい、あまり知られていないウチナーグチ「なんくるすさ」を歌にしてお届けします。...

 

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