ラララ♪りうぼう

実は哲学する曲でした~「ラララ♪りうぼう」ヒットの舞台裏

ラララりうぼうヒットの舞台裏

今となっては「沖縄のご当地ソング」と言われるようになった、ラララ♪りうぼう。

ラララりうぼうヒットの舞台裏
聴く力から生まれたヒット~「ラララ♪りうぼう」がご当地ソングと呼ばれるまで 「ラララ♪りうぼう」を哲学してみます。ウチナーンチュならみんな歌えるあの曲、どうやって作ったんですか?よく聞かれる...

あの曲の舞台裏をお伝えすると、とても喜ばれるのでビックリ。

本人にとっては「あたり前」過ぎて……わからないものですね。

なので、ここでもお伝えしたいと思います。

喜んでくれる方がいたら、うれしいです!

哲学する=ヤル気ない???

本来、CMソングに欠かせない要素は「訴求」。

これを知ってらう・買ってもらうために「訴える」効果。

お越し下さい。
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そんな「前のめりの訴えるパワー」が、ラララ♪りうぼうには……ありません。

まったく。

なので、はじめは「ヤル気のない曲」とか「素人っぽい」などとささやかれていました。

後でわかったのですが、広告のプロからすると「ありえない」作りなのだそうです。

たしかに、そうかも。

あ、やる気は2000%あったのですが(笑)。

誰に向けた曲だったのか?

あの訴求要素ゼロの歌詞には、理由があります。

それは……お客さまだけでなく「その向こうに届けたい人」がいたから。

誰???

「りうぼう」で働く方々。

曲のご依頼を頂く3年ほど前から、私は「りうぼう」の売り場を元気に楽しくするには? というテーマで、店長はじめお店のみなさんと体当たりで挑戦していました。

当時の社長からは、

「スタッフは、紀々さんの声を聞いてあの時に考えたことや学んだことを思い出すはずです。だから、上手・下手ではなく紀々さんの声であることが大事!」

とのリクエストから、私も歌うことになりました。

「働く人」がまずは元気になって、お客さまにも元気にハッピーになってもらえるように……という流れを作ろう。

こうしてコンセプトは決まりました。

忘れないように、ではなく「思い出す」ために

私も含めて、日常のアレコレの中で「つい忘れてしまいがちな大切なこと」があります。

ある時から、忘れないようにしようと思うことをやめました。

忘れてもいいから、こまめに思い出すことが大事。

なので、「ラララ♪りうぼう」はそんな思い出すスイッチになってもらいたい、と思っていました。

お店で定期的に流れるあの曲を、一番たくさん聴いてくれるのは、お客さまよりもスタッフのみなさんだから。

実は、ラララ♪りうぼうは、CMソングである前に「スイッチ」だったのです。

哲学する歌詞~哲楽家の作詞

大切にしたいこと・意識したいことを、こまめに思い出す。

まずは、自分自身の元気(心身ともに)を大切に。

この二つを歌詞に織り込みました。

「何をお探しですか?」

これは、一見するとお客さまの「お買い物のお探し物」に聞こえますが……実は、人生の「探しもの」も含めています。

深いですよね~。

はい、哲楽家ですから(笑)。

今、私は何を探しているのかな?
どこに向かおうとしているの?
何のために?

そんな「己と向き合う」小さな小さなきっかけになれば、と。

例えば、スリムな私になりたいのに「お菓子ばっかり買っちゃった」というのは、ちょっと違うなぁということに気づいたり。

そうそう、私は本当は「ゆとり」が必要なんだよね、と発見して、ホッとするためにお茶を買ってゆっくり家でひと息つこう、と思ったり。

お店にいるすべての方々に「自分の中の小さな発見」があったらいいなと。

2番の「お元気ですか?」についても、思うところがありました。

忙しいとつい忘れがちなのですが、まずは「心身の元気」は本当に本当に大事!

笑顔の接客だって、どこか調子が悪いとムリです。
それでも頑張って笑顔をつくっていると、その人が壊れてしまいます。

私は、それを防ぎたかったので、「うるさいなぁ」と言われてもいいから「元気を気にかけて!」と伝え続けています。

これからもこの点は、おせっかいし続けます!

例えば、買い物に来て下さる「いつも家族のことを思っているお母さん」にも、少し「自分自身の元気を気にかけて」もらえたらと。

試食販売の現場に立っていて、お母さんたちと立ち話しながら、いつもそう思っていました。

もしかすると、世界一みじかい身近な哲学!?

哲学するというのは「よ~し、これから哲学するぞ!」というものではなく、もっと日常に溶け込んでいることが、きっと効果的。

学問は別ですが。

だから、スーパーという現場はピッタリでした。

デパートだと毎日は行かないけれど、スーパーならまめに行きますよね。

スイッチの出番が多いということでもあります。

この取り組みが、果たしてみなさんに受け入れられるのかは未知の世界で、不安もありました。

なので、ここまで親しんでもらえていることに本当に大きな勇気をもらっています。

これをヒントに、沖縄発の「身近な哲学習慣」を楽しく広げていけたらと思います。

このブログや動画が、その一つになればしあわせです。

Kiki
哲学で「やさしく」!~哲楽家の仕事 【更新 2020.7.7】早稲田大学で東洋哲学を学んだ哲楽家の紀々ねぇさんの仕事は、ナゾがいっぱい。「どんな仕事なのですか?」とよく聞かれるので、まとめてみました。...

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☆ ラララ♪りうぼう弾き語りの楽譜

 

 

 

 

 

 

 

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