一歩ずつでいい。
でも、続けていくことが大事。
あらためてそう実感する出来事がありました。
奥深すぎる「琉球古典・民謡・童謡」の世界!~つながった「道」
決してガッツリ取り組んできたわけではないけれど、「沖縄ものがたり」という沖縄のメロディーのアレンジを作って弾いたのが始まりで、30年……ふるさとの曲と向き合ってきました。
そして今あらためて振り返ってみて、「ここに来るように、道ができていたのかな」と感じています。
学生時代、中国思想と空手を学んだのは「沖縄という自分のルーツを知りたかった」からでした。
卒業後は、琉球舞踊・琉球料理を2~3年、そして昨年は三線を学ぶ機会も頂き、いよいよ「揃ってきた」感覚があります。
店を開くわけでもないのに琉球料理を学び、舞台に立つわけではないのに琉球舞踊と歌三線を学ぶ……琉球の芸能・文化に携わる人の中でも、こんな不思議な「石積み(下積み)」を持った人間は珍しいのではと思います。
えぇ、我ながら(笑)。
松本料理学院の松本先生の助手を務めてきた母の味で育ち、そして、ウチナーグチは祖母仕込み。
まったくもって一本道ではなく、長い長い「らせん」のような寄り道コースでここまで来ましたが、それでも「つながっていた」という感覚は、かえって自信にもつながっています。
ひとりで「琉球・沖縄ピアノアレンジ研究所」のつもりが……
琉球古典・民謡・童謡をピアノでアレンジして楽譜にする。
細々すぎるこころみを、本気でやってみたいと思うようになりました。
きっかけは、スタエフことstand.fmでのLIVE配信。
せっかく練習しているのだから、もしかしたら、喜んでくれる人がいたら聴いてもらえたらいいな。
そんな気持ちでRECボタンを押したところ、思いがけず15人ほど集まって下さいました。
広い空間に、ピアノとふたりぼっち……だったはずが、急にストリートのような交流が生まれて勇気が出ました。
そこで、「琉球・沖縄ピアノアレンジ研究所」と名前をつけて、ひとり研究所をつくってみようと思い立ちました(笑)。
生まれて初めての「所長」でございます!
カタイ名前でゆるくユカイに活動する、というのは楽しいのではと。
予算も法人化の予定も規約もまったくない、気ままな研究所。
……のつもりが、なんと!
早速、お二人加わってくれることになりました。
どんな研究所になっていくのか、私もとても楽しみです。
琉球古典・民謡・童謡は、癒し系のみならず、実はかなりクールでした!
アレンジしてみて私自身もビックリ。
途中経過を、またお届けしますね。
研究所ですから、実験を積み重ねていきたいと思います。
自分の中にある答えを探しに行こう!
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