「紀々さ~ん!」という書き出しで、うれしいニュースが届きました。
コンクールに向けて頑張っていたピアノ好きさんから、受賞のニュース!!
これまでも何度も挑戦していて、思うように弾けずに悔しくて涙を流しながら頑張る姿を見てきたので、本当にうれしくなりました。
サクラサク……秋。
コロナ禍の電波堂劇場は、ピアノとふたりぼっちの日々も多いのですが、そんな中で、私もピアノも勇気をもらっています。
楽しいけれど、楽じゃない……ピアノの道
「ピアノが上手な人がうらやましいなぁ」
電波堂劇場に練習に来てくれる方々の姿を見ていて、私の辞書から、この言葉は消えました。
他の人がまだ起きていない時間に。
他の人がお酒を飲んで楽しんでいる時間に。
他の人が遊びに行っている時間に。
他の人が初詣に行っている時間に。
何度も何度も同じフレーズを繰り返し練習する。
悔しくて泣きながら練習する。
本番前、緊張で涙が止まらないこともある。
こんなに頑張ったのに、それでも結果は思うようなものではなくて……
そんな姿にも何度も出会ってきました。
涙を流す姿にかける言葉が見つからなくて、だから、小さなお守りを作るようになりました。
本番に向かう背中を見送った後は、ピアノとホールの神さまにお祈りします。(私は特定の宗教はなく、小さい頃からお祈り好きなのです 笑)
「どうか、~~さんが元気に思いきり弾けますように。会場のピアノと仲良くなれますように。」
そうしていると、いつの間にか、みなさんから結果の連絡を頂くようになりました。
「電波堂劇場のピアノで練習させてもらえたお蔭です!」
「電波堂劇場の響きの中で弾くと、自信が持てます」
「紀々さんに褒めてもらうと、モチベーションが上がって上手になっています」
そんな声も頂き、私もピアノも大喜びしています。
結果が出ることは、もちろん素晴らしいしうれしいです。
でも、もしも今、思うような結果が出なかったとしても、やっぱりこれだけ頑張ったことは本当に素晴らしいし、打ち込める何かがあることは幸せだと思います。
それだけで「おめでとう!」だと、私は思っています。
こうして、みなさんがうれしいニュースを届けて下さるお蔭で、ピアノのモチベーションはますます上がり、音色もご機嫌も良くなっています。
本当にありがとうございます!
これからも、ピアノ好きさんの幸せを願っています ^^
自分の中にある答えを探しに行こう!
『かがみ屋へ、ようこそ。』(PDF版)、無料公開中。
▼
紀々ねぇさんの様々な発信、一覧はこちら!
▼
紀々ねぇさんの発信いろいろ一覧
自分とゆっくり向き合うマインドフルネス時間のBGMに♪
▼
琉球・沖縄の音楽をピアノにアレンジ【BGM編】