宜野湾市野嵩のソニー坊や　【更新 2020.6.20】

　紀々ねぇさんのアシスタント、きな子です。

　紀々ねぇさんの亡き祖父が建てた、ナゾいっぱいの沖縄のソニー坊や。
　☆まったく初めての方は、まずはこちらのインタビュー記事をご覧下さい。

　沖縄ソニー坊やについては、紀々ねぇさんのペースにとても私ではついて行けないので……（笑）、紀々ねぇさん自身に思いきり語って頂きます！

　☆　沖縄ソニー坊やについては、こちらもどうぞ。
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　それでは、はじまり・はじまり。

　☆　ウチナーグチ「あんすぐとぅ」の解説は、こちら。

宜野湾市野嵩のソニー坊やは、想い出の坊や

　大通り沿いにいる坊やは、タクシー会社の敷地内にお世話になっています。　
　わかりやすい場所なのですが、方向によっては看板に隠れてしまったり、交通量も多いためつい通り過ぎてしまったりという方も多いようです。

2014年4月の坊や

　私にとっては、想い出のある坊や。

　それは……リウボウストアのみなさんの研修を担当していた頃、「普天間りうぼう」にも良く通っていたから。
　☆　「ラララ♪りうぼう」について

　行と帰りに出会える坊やでした。

ミステリアスな「美白」坊や

ペンキのはげ落ちが気になる坊やでした

　あらためて野嵩の坊やに注目するようになったのは、須藤健太さんが書いてくれていたブログ記事でした。
　ソニー坊やの追っかけをしてくれていた吉澤直美さんが、教えてくれました。
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　2013年03月16日
　宜野湾ソニー坊や(４８歳)をきれいに塗り直そうじゃないかの会

　「こんな風に思ってくれている人がいるなんて！」

　感激でした。

　そしてその後、この野嵩坊やは、うるま市安慶名の坊やと深～く関わることになったのでした！

それは……ある日突然に！

　ペンキ塗り替えに向けて、坊やが設置されているタクシー会社に連絡をすべく「知り合い」がいないか探していました。

　意外と手がかりがなく、いよいよ直接お話にと思っていた矢先……吉澤直美さんから連絡がありました。

　「野嵩のソニー坊やが、ペンキ塗り替えられています！　しかも超・色白です！！」

2016年12月の坊や

塗り替えてくれたのは……だれ？？？

　はじめは、タクシー会社の方だと思っていました。

　ところが。
　ケーブルテレビの取材で熱心に調べて下さり、思いがけない人物であることが判明！

　地元の方でしょうか？

　いいえ、沖縄市在住の方でした。

　比嘉さんという男性が、沖縄市から通ってボランティアで塗って下さったそうです。

　子どもの頃にコザの山形屋の前にソニー坊やがいて、抱きついた想い出があったとのこと。

　それで、宜野湾市野嵩のソニー坊やを気にかけて塗って下さったそうです。

　涙が出そうになりました。

　「ね、世の中捨てたもんじゃないでしょ？」

　写真の坊やが、うれしそうに話してくれるような気がしました。

　ソニー坊やの周りには、やさしさがいっぱい。

　この「やさしさ」のひみつを、これから少しずつ哲学していきたいと思っています。

　ソニー坊やを愛して下さるみなさん、本当にありがとうございます。　

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