「40代にして惑わず」という状況からは程遠いものの、東洋哲学でも慣れ親しんだ孔子さまが「40」を選んだことには、大きく共感する紀々ねぇさんです。
新しくカテゴリーを作って、「四十ニシテ~~~」を考えてみたいと思います。
ちょうど40代の方はもちろん、これから40代に向かう方々にも興味津々でご一緒頂けたらうれしいです。
そして、もしも何かヒントになれたら、それはもう幸せでございます!
四十にして気づくこと~40代は色々と不足しがち!
40代の辛さのひとつに「色々と不足する感覚」があるのではと思うのは、私だけではないようです。
それをザックリ「若さ」と言ってしまうと、夢も希望もなくなってしまいますし、そういう結論に終わらせない「知恵」があるのも年齢を重ねた強みであるはず。
もう少しじっくり考えてみます。
例えば……
時間が足りない
やることに対して「手」が足りない
体力が足りない
肌のハリツヤが足りない
気力が足りない
回復力が足りない
根性が足りない
素直さが足りない
行動力が足りない
ワクワクドキドキが足りない
などなど、アルコールの力を借りなくても、十分に色々出てきます。
そのくらい、40代は仕事・育児・介護など複雑な現場を抱えているのです。
40代に必要なのは……「愛情」だと思う
体力・回復力・気力の不足ということを考えた時に浮かんだのは、「愛情が必要!」とのメッセージ(何度も申し上げますが、私は占い師はありません)。
言い換えると「いたわり・ねぎらい」。
これが不足しているのではと思うのです。
U30の若手メンバーからは「おじさん・おばさん」評価である一方で、over50世代からは「まだまだ若いのに!」と叱咤激励される板挟み世代。
「どっちでもいいから、ハッキリして~!!」と心の叫びが生まれます。
このあいまいさが、「あきらめのつきにくさ」につながってモヤモヤの一因。
見かけが元気そうなだけに、いたわってもらいにくい。
でも本当は、心も身体も「いたわって~!」とリクエストを出し続けています。
気づいているけれど、いつからか自動音声で「しばらくお待ち下さい」を流し続けてしまっているような……。
「気になる」が多くなる。
「気になりつつ」が多くなる。
そして、「気になる、ではすまないレベル」になったタイミングで、私のところに来て下さる方が多いです。
そこで気づいたのが……「気にかける」が大事!ということ。
なかなか周囲がねぎらってくれないなら、「自ら愛情を注ぐべし」。
40代の「自分ケア」の形
そこで私がオススメしているのが、愛用品のケアと一緒に自分をねぎらうこと。
30代後半からが「レザーアイテム適齢期」とお伝えしている理由も、ココにあります。
心は手で触れないので、モノを通じてねぎらってあげましょう。
レザーのバッグにワセリンでケアをしながら、「私の心のカサカサはどこから来ているの? 何が必要なのかな?」と聞いてみる。
私の場合。
いつも一緒に活動してくれるバッグにポツンとついてしまったシミを見つけたら、「大丈夫、みんながじっと見るわけじゃないから目立たないし。一緒に動いて挑戦してきた証だよね!」といたわってあげられたら、自分の気持ちも救われるような気がしました。
バッグへの声かけは、自分自身への声かけでもあったのです。
ここに来てくれたあなたはきっと、誰かのことを気にかけているやさしい人ではないかと思います。
だから、私からも小さなねぎらいを届けさせて下さい。
そして、こうして訪ねてきてくれてありがとうございます。
あした、転機になぁれ!
自分の中にある答えを探しに行こう!
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