どうしたらいいの?
どうしてくれるの?
そんな質問は、けっきょく報われないのだ。
「考えろ!」
この「鬼滅の刃」のセリフを思い浮かべてしまう場面が増えた、紀々ねぇさんです。

今日は、コロナな時代をリスクマネジメントの視点から眺めるためのヒントとして、紀々ねぇさんがピンときた記事をご紹介します。
コロナの波が、ご近所に!~電波堂劇場の場合
電波堂劇場から国道を越えてすぐの松山で、コロナの感染が広がっているというニュース。
近いから危ないというわけでもなく、だからといって、安全であるとも言い切れず……本当に、モヤモヤが尽きません。
「正しく恐れる」って、思ったよりもムズカシイなぁとつぶやく日々です。
正しく恐れるには?~リスクマネジメントの視点で眺めてみるとどう見える?
このところ聞くようになった「リスクマネジメント」という言葉。
私は、コロナの波のほんの入口だった2月にじっくり知る機会がありました。
お話下さったのは、ジュンク堂での「哲学トーク&ミニライブ」にもご一緒頂いた、内藤博敬先生(静岡県立農林環境専門職大学 准教授) 先生。
まさか、こんな事態になるなんて……マスクなしで普通にお話できていたあの日が、なんだか夢のようです。
私なりに理解したのは「リスクゼロということはなく、常にリスクを意識する習慣をもつことが大事」ということ。(あくまでも私なりの理解です)
薬の効き目と副作用も同じですよね。
「これさえあれば!」とズバッと断言するものが売れる・ウケる傾向がある時代に、気がつけば「白黒ハッキリしない・結論がハッキリしないもの」は受け入れられなくなっていることが気になっていました。
本のタイトルもしかり。
健康づくりの分野でも「これさえ食べれば」、コミュニケーションでも「~~がすべて!」など、断言する表紙が胸を張っているように見えます。
混沌としたまま受け入れる東洋哲学なんて、タイトルすらつけられないのでは?と思ってしまいます。
そんな私にとっては、リスクマネジメントの世界はとても興味深かったです。
☆ リスクマネジメントの視点で書かれた記事、興味深く読みました。
「夜の街」対策、なぜできないか 感染症医と歌舞伎町に出かけて気づいたこと
そして、私はどうする?
経験と知識と五感を使って、丁寧に判断する。
という結論になりました。
白黒ハッキリさせてしまうと、時に思考停止になってしまうかも。
「柔軟に丁寧にグレーで行こう!」
東哲女(とうてつおんな)からのお誘いでした。
あした、転機になぁれ!