コミュニケーション PR

違いを受け入れる力をもつカギは「好奇心」!~ピンときてサクッと紹介

本とサイトのご紹介

「多様性!」「みんなちがってみんないい」と言われるようになった現代。
もちろん、それは本当にステキなことです。
でも、現場では「難しさ・ややこしさ」に悩む声が多いのも現実。

「みんなちがって、ややこしい」そんな現実も受け入れつつ、でも「ちがいって愛おしい」という気持ちを持って「違いを受け入れる」について考えてみたいと思います。

紀々ねぇさんがピンときた動画や記事、本をサクッとご紹介するコーナーです。

☆ このブログが目指すこと

多様性を受け入れるために~MBさんのミニマリストしぶさんへのアドバイスから見つけたヒント

「多様性を受け入れる力」について、MBさんがミニマリストしぶさんにアドバイスする、という動画がヒントになったのでご紹介します。

この動画で私が見つけたのは、「多様性を受け入れる二つのカギ」。

1.客観性
2.好奇心・関心

多様性を受け入れる「客観性」という立ち位置

MBさんは「僕はミニマリストではないのですが」という立ち位置のままで、しぶさんに向き合っています。
でも否定や冷たい感じはなく、しぶさんも、MBさんの提案に喜んでいるあたたかな空気がありました。

「私もミニマリスト~!」という共感ではなく、プロとしての客観性があって、冷静に「ミニマリスト」の事情や感情を理解しようとしている。
これは、友だちとは違う、プロの向き合い方。
医師や、私のような相談を受けるプロにも共通している視点です。(同じ経験をしていなくても、その人を理解することが出来るように訓練します)

多様性を受け入れる「好奇心・関心」のあたたかさ

ちがうままなのに、なぜかあたたかな雰囲気で進むやりとり。
そのポイントは何だろう? 考えてみました。

洋服を選ぶやりとりからは、MBさんはミニマリストではないけれど、ミニマリストしぶさんの考え方や生き方に関心を持っている、というのが伝わってきました。

「ちがい」と「知らない世界」に対する好奇心は、きっと「やさしさのタネ」。
そんなことを思った動画でした。

相手を大切にする、という前に「相手が大切にしているものを理解する」ことから始めてみる。
これは、私が接客の場や打ち合わせで「初めての方」や「自分とはまったくちがう現場の人」とお会いする時に意識していることです。

ピンときた方は、どうぞ。

MBさん × ミニマリストしぶさん

追伸
MBさんの解説はわかりやすいので、以前にもご紹介させて頂きました。

見た目のコンプレックス消せますか?
Q.自分に自信がもてません~見た目のコンプレックスの消し方早稲田大学で東洋哲学を学んだ哲楽家の紀々ねぇさんが、コロナな事態を元気に乗り切るための「日常のお悩みを哲学する辞典」を作る挑戦を始めました。見た目のコンプレックスに悩む方への哲学メッセージをお届けします。...
紀々とレザーカービングのベルト
「お金」と「お得」と「想像力」の哲学~レザーのベルトレザークラフト職人を母にもつ哲楽家の紀々ねぇさんが、レザーのベルトから「お金」と「お得」について哲学します。5年・10年たってわかる「お得」がある。でもそれは、最初にはなかなかわからない。そんな「お得な価値」についてお伝えします。...
コロナな今を乗り切るヒント集『かがみ屋へ、ようこそ。』