「哲学って、なんだか思い詰めてしまうイメージがあってニガテ」
大学で哲学科を選んだ時から、何度そんな声に出会ってきたでしょうか?
「こんなに明るく笑っている哲学科出身者にはじめて出会った!」と取材を受けたインタビュアーの方に驚かれたこともありました。
思わず私が口にしたのは……
白髪で眉間に少しシワを寄せたスーツ姿の人でなくて、スミマセン(笑)。
はい、そんなイメージですよね。
「考える」ことがつらい時には?~「思い悩む」と「哲学する」のちがい
哲学が好き・哲学書が好きという方の中には、たしかに独特のアンニュイな(?)空気をもっている人が多い気がします。
生きづらさを感じるからこそ哲学の道にたどり着くのか?
哲学の世界にのめりこむ人が生きづらさを感じやすい社会なのか?
よくわかりませんが、ちょっとうつむきがちな人が多いかも。
あの有名な「考える人」の銅像も、うつむいていますよね。
青空に向かって考える人は、あまりいないのかな?
天を見上げるといい考えが浮かばない、というエビデンスはないのではと思うのですが。
ちょっと横道にそれました……こんな発想が、哲楽家です(笑)。
「鬼滅の刃」でも、考えるというのは大きなテーマになっていると感じます。
おそらく、将来も答えも見えないコロナ禍では、生きる力というのは「稼ぐ力」よりも「考える力」になってくると思います。
だからこそ「考えるって、どういうこと?」という壁にぶつかる人も増えてくるのでは、と感じています。
これは、紀々ねぇさん予測。(当たるかな?)
「考える」ってどういうことなのか?
そもそも、ここがあまりハッキリしていないのが問題。
相談に来て下さる方々とお話していると「似て非なること」が色々とゴッチャになっていると気が付きました。
そのひとつは……
「思い悩むこと」と「哲学すること(考えること)」
「哲学する」=暗い・つらい・人生を嘆いて死にたくなる、というイメージを持つ人はきっと「哲学する(考える)ということは思い悩むこと」だと思っているのではないでしょうか。
あなたは今、思い悩んでいるのか? 哲学して(考えて)いるのか?
グルグルめぐって、気が重くなって……そんな気配を感じた時に、私自身にも問いかけていることです。
青空さ~ん、私にヒントを下さ~~~い!!!
天に向かって両手を広げて考えたって、いいのです。
(見た人には驚かれるかもしれませんが)
まずは「考えるとは何ぞや?」ということから考えてみる、というのもオススメです。
あ、めんどくさい?
そんなあなたのために、これからも哲学するオタクの紀々ねぇさんが、このブログで考えてまいります。
あした、転機になぁれ!
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