今、カウンセリングの形を考え直す時代なのかもしれない、と思っている紀々ねぇさんです。
今日は、おぉ!っと思った一冊をご紹介します。
「サクッと」お伝えするつもりでしたが、書き始めたら「サクッと」では終わらない感じになってしまいました(笑)。
楽しくお付き合い頂けたらしあわせでございます。
カウンセリング要素は、カウンセリング室のみに……あらず!
カウンセリングの現場に20年以上いながら、こんなことを言うのはおかしいかもしれませんが……
カウンセリングはカウンセリング室でカウンセラーから受けるもの。
その枠はきっと、手放した方が幸せに近づくと思います。
あなたが「元気が出た!」「癒された!」「人生変わった!」そう思う場面は、どんな時でしたか?
その時にいたのは(存在したのは)、誰(何)ですか?
ネコ・音楽・海・山・食べ物・大好きな人・洋服・アクセサリー・映画・舞台などなど……それはみんな「カウンセリング効果」をくれたものなのです。
そもそも、人が元気がなくなる時というのは日常にけっこうあるもので、それはスマホでいえば故障ではなく充電切れのようなもの。
スマホなら、画面が暗くなっても「壊れた~!」と騒ぐ前にまずは充電するのに、人の場合は……充電ではなく「修理」の方向に行ってしまいがち。
充電の機会が増えるだけで、修理の出番はきっと減るはずなのになぁ。
現場の人間として、いつもそう思いながら「充電システム」づくりをこっそり模索し続けてきました。
そしてたどり着いたひとつが、このブログです。(ようこそ!)
死にたいと思った時には「筋トレ!」というお誘い
そんな私が、「やっぱりそうだよね!」とうれしくなった一冊をご紹介します。
一冊と言っていますが、この方はたくさん本を出されています。
私はこちらを読みましたが、もし興味のある方は、ピンとくるものをどうぞ。
『超 筋トレが最強のソリューションである 筋肉が人生を変える超・科学的な理由』
なんだかムキムキ感満載のタイトルですが、表紙も……はい、ムキムキでした(笑)。noteのブログも、あります。
熱いと思うか「暑苦しい」と感じるかは人それぞれですが、うつ傾向や病気と診断された方々が筋トレで変わったという体験談も含め、とても興味深く読みました。
「何かひとつ自信をもてること」のパワーは、大きいですね。
ピアノでも、同じ場面に出合ってきました。
死にたいと思ったら、ピアノを習おう!
これもアリかもと思いながら、読みました。
とにかく何か動き出して、ひたすらに打ち込んでいくうちに「もれなく自信がついてくる」のだと思います。
死にたいと思った時には「一緒に哲学しよう!」
このブログが、その小さなきっかけになれたらと願いつつ、今日もお届けしました。
読んでくれてありがとうございます。
昨日お届けした、私の「抜け殻」の記事でも、音楽に救われたというよりは「何かに打ち込んだこと」で救われていったのだと気づきました。

もちろん、音楽にも力があります。
でも、音楽に限らない力の存在をあらためて感じています。
つまりは「何か好きなこと、ひとつ」。
それを見つけて、笑われることすら気づかないほど追いかけてみることではと思う、オタクな私でございます。
だいじょうぶ。
死ぬ前にできることは、思っているよりももっと・うんと・たくさんあります。
「哲学する」ことは、心の筋トレ&ストレッチに近いと発見しました。
なので一緒に、筋トレしませんか?
そんなお誘いでした(笑)
