これまでのピアノのもつふしぎな力についてお届けしていますが、今日は、ピアノの「縁結び」パワーについてお伝えします。
電波堂劇場について、こちらもどうぞ。
それでは、はじまり・はじまり。
調律師さんとピアノのふしぎなつながり発見
=きな子=
「ピアノは言葉を話せないし、自分で動くこともできない。でも、会いたい人を自分で呼んでいるような気がする」
紀々ねぇさんは、時々ふしぎなことを言います。
どういうことでしょうか?
=紀々=
先日、とあるピアノのあるお店のオーナーさんから「電波堂劇場の調律師さんを紹介してほしい」とのご相談がありました。
まずは私が見せて頂くことになり、レトロなアップライトピアノの中をのぞいて……あるものを見せてもらいました。
=きな子=
「あるもの」とは?
=紀々=
たいていのピアノの中には、カルテのような調律のメモがあります。
これを見ると、いつ・誰が・どのように調律をしたかがわかるようになっています。
そのお店のピアノのメモには、なんと電波堂劇場の調律師さんのサインがありました。
=きな子=
そんなミラクルってあるのですね!!
ピアノはいつ出会ったの?~ナゾとき
=きな子=
では、調律師さんはそのお店に行ったことがあったのですか?
=紀々=
それが……調律師さんは、そのお店を知りませんでした。
サインがあった日付けは、15年ほど前。
そのお店はまだオープンしていない時代でした。
=きな子=
ナゾですね?
=紀々=
はい。
そこで、お店の方に事情をお話して詳しく聞かせて頂くことにしました。
調査開始!(笑)
すると、そのピアノはその昔、別のオーナーさんのところにいて、そこの娘さんがもう弾かなくなったのでずっと眠っていたそうです。
それで、今のお店のオーナーさんがもらうことになったとのこと。
15年前は、別のところにいたのでした。
ハンマーの補修は想い出
=きな子=
調律師さんは、覚えていましたか?
=紀々=
そのピアノのハンマーには、私がはじめて見る形の補修がされていました。
これを見たら、調律師さんもわかるかも。
そう思い、ドキドキ再会を待ちました。
そして……
「このピアノには、会ったことがあります。そして、これは私がやったものです」
=きな子=
きゃ~~~、感激の再会!!
鳥肌が立ってます。
ピアノのことは忘れない
=紀々=
調律師さんは、過去に会ったピアノのことは忘れないのだそうです。
オーナーさんのことは思い出せなくても、ピアノを見るとわかるとのこと。
15年ぶりの再会でも、すぐに思い出してもらえたようでした。
=きな子=
すごいですね!
ピアノは呼んでいる
=紀々=
その後、また別の方からも調律のご相談を受けたのでおつなぎしました。
すると……またまた過去にご縁があったことが発覚。
もうビックリですが、その一方で「やっぱり!」と落ち着いている私もいます。
=きな子=
悟りをひらいた!?
=紀々=
ピアノが、会いたい人をちゃんと呼んでくれていると感じるようになったから。
電波堂劇場に来て下さるピアノ好きさんたちは、それぞれの場所で、それぞれのタイミングで、それぞれの探し方で見つけてくれて出会うことができました。
みんな「いま思えば不思議だね」というエピソードがあります。
不思議度100%。
電波堂劇場ピアノ部の部長:仲村渠悠子さん(ピアニスト)は、ドイツから見つけてくれたんですよ!
しかも、出会いは牧志の商業施設のエスカレーターで(笑)。
=きな子=
どういうことですか???
=紀々=
カービングのバッグを見て気づいて、声をかけてくれました。
「私、ピアニストの仲村渠悠子といいます」って。
=きな子=
そんなドラマティックな!
続きをぜひ聞きたいと思っていたら……
「これだけで記事が書けちゃう(いえ、脚本書けちゃう 笑)くらいのボリュームなので、またあらためて!」
そうですよね、では、あらためて!(笑)
過去と他人は変えられないけれど、アシタ(明日)とアタシ(私)は変えられる。
あした、転機になぁれ!
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