電波堂劇場とピアノのこと PR

8月15日に捧げるピアノ~埴生の宿・月の美しゃ

8月15日に捧げるピアノ

今日は、8月15日。
電波堂劇場でピアノを弾きました。

ソニー坊やのコンクリート像と、電波堂劇場を残した祖父。

本部町謝花のソニー坊や
本部町謝花のソニー坊や&ソニーちゃん、コロナニ負ケズ「夏モード」!県内外にファンをもつ、沖縄に残るコンクリート像のソニー坊やを建てた新川唯介氏の孫娘:紀々ねぇさんによるレポート。本部町謝花のソニー坊やとソニーちゃんの貴重な近況が届きました!...

「キミたちは前を向いて生きて行くんだよ」と、ほとんど戦争のことは語らなかった祖父のことを思う日に、いつも弾いている曲があります。
今日は、そんな特別な曲についてお届けします。

☆ このブログが目指すこと

いつの頃からか、私は「ピアノでお祈りする」ようになりました。
特定の宗教はないのですが、私は小さい頃から何かに勝手にお祈りするクセがあったようです。
はい、まちがいなく「ふしぎチャン」(笑)。

祖父母と

十代から舞台に立っていたので、法事や行事に参加できないこともたびたびでした。
そんな時「自分ができるカタチで手を合わせる」という習慣が始まったのだと思います。

祖父母はいつも「紀子がいるところで祈ればいいから」と言ってくれていました。
なので、祖父や祖母にもらった想い出のアイテムを身に着けて、本番に臨んだこともたびたび。
「紀子ちゃんは本番がんばって!」と送り出してくれる親族のみなさんに感謝です。

私にとってピアノを弾くことは、芸術活動というよりは「応援やお祈り」が近いのだと思います。
あとは、禅と遊びかな。

これまでは、舞台ではない「ピアノとふたりだけで向き合っている時間」を記録することはほとんどありませんでしたが、思いのほかみなさんにも楽しんで頂けるようなので、これからは「舞台裏」もお届けしたいと思います。

心静かに故郷を想う時間に、ご一緒頂けたら幸せです。

 

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