今日は、8月15日。
電波堂劇場でピアノを弾きました。
ソニー坊やのコンクリート像と、電波堂劇場を残した祖父。

「キミたちは前を向いて生きて行くんだよ」と、ほとんど戦争のことは語らなかった祖父のことを思う日に、いつも弾いている曲があります。
今日は、そんな特別な曲についてお届けします。
いつの頃からか、私は「ピアノでお祈りする」ようになりました。
特定の宗教はないのですが、私は小さい頃から何かに勝手にお祈りするクセがあったようです。
はい、まちがいなく「ふしぎチャン」(笑)。

十代から舞台に立っていたので、法事や行事に参加できないこともたびたびでした。
そんな時「自分ができるカタチで手を合わせる」という習慣が始まったのだと思います。
祖父母はいつも「紀子がいるところで祈ればいいから」と言ってくれていました。
なので、祖父や祖母にもらった想い出のアイテムを身に着けて、本番に臨んだこともたびたび。
「紀子ちゃんは本番がんばって!」と送り出してくれる親族のみなさんに感謝です。
私にとってピアノを弾くことは、芸術活動というよりは「応援やお祈り」が近いのだと思います。
あとは、禅と遊びかな。
これまでは、舞台ではない「ピアノとふたりだけで向き合っている時間」を記録することはほとんどありませんでしたが、思いのほかみなさんにも楽しんで頂けるようなので、これからは「舞台裏」もお届けしたいと思います。
心静かに故郷を想う時間に、ご一緒頂けたら幸せです。


自分の中にある答えを探しに行こう!
『かがみ屋へ、ようこそ。』(PDF版)、無料公開中。
▼
紀々ねぇさんの様々な発信、一覧はこちら!
▼
紀々ねぇさんの発信いろいろ一覧
自分とゆっくり向き合うマインドフルネス時間のBGMに♪
▼
琉球・沖縄の音楽をピアノにアレンジ【BGM編】
