琉球料理

ナーベーラー(へちま)ンブシーを哲学する

島やさいと紀々

 ガチマヤー(食いしん坊)の哲楽家:紀々ねぇさんのアシスタント、きな子です。

 ナーベーラーの季節になり、紀々ねぇさんは新しい「十八番」をナーベーラーンブシーにする!と決めたようです。

 あの料理が苦手だった紀々ねぇさんですよ?

 40代からの転身&挑戦、またひとつ。

 それでは、はじまり・はじまり。

 ☆ ウチナーグチ「あんすぐとぅ」の解説は、こちら。

ナーベーラーの誤解を解きたい!

タワシにはなりません。

=きな子=

 ナーベーラーって……ヘチマなの?

 ヘチマって……食べられるの? タワシじゃなくて???

 学生時代、そんな会話が何度となくあったそうです。

 逆に紀々ねぇさんは「ヘチマってタワシになるんだ!」と驚いたとか。

=紀々=

 化粧水とタワシのイメージが一般的でしたから。

 松本嘉代子先生のもとで学ぶようになってから「沖縄で食されているナーベーラー」とタワシになるものは、種類がちがうと知りました。

 身近なのに知らないことは本当にたくさんあるもの!

 琉球料理を学んで、あらためて実感しました。

見た目の誤解

=紀々=

 誤解の原因の一つは……見た目。

 えぇ、まちがいなく「映えません」。

=きな子=

 たしかに、かなり地味~ですね。

=紀々=

 鮮やかでも華やかでもないナーベーラーンブシー。

 「キミの魅力は見た目じゃないから、気にするな!」

 そう声をかけたい気持ちでいっぱいになります。

 もしも、色鮮やかなグリーンのナーベーラーンブシーがあったら、それはまだ味クーター(味がしっかりしみている状態)ではないはず。

 「大切なものは目に見えない」という言葉を、ぜひ思い出して味わってほしい……それが、ナーベーラーンブシーです。

おいしいナーベーラーンブシーに出会えていない

=きな子=

 ナーベーラーが、だんだん哲学的に。
 さすが、哲楽家の紀々ねぇさん。

=紀々=

 松本先生のナーベーラーンブシーに出合った方々が驚いていたのが、

「こんなにおいしいナーベーラーンブシーは初めて!」

ということ。

 驚きの向こうには、もうひとつ「そもそものナーベーラーへの期待度」が関わっていると思います。

 食堂や居酒屋でも定番ではあるのですが、「美味しいと感動するメニューか?」と聞かれると……

 「そういうジャンルではない」

 という期待度が多いのでは?

 私も「夏は、ゴーヤーとナーベーラーとシブイくらいしかなくなっちゃうからね」というイメージで、「仕方ない感」がありました。
 (本当にゴメンね、ナーベーラーさん)

 今は、松本料理学院で学んでから私が家でも作るようになり、家族にも感激の輪が広がっています。

 「ナーベーラーンブシーへの期待度を上げたい!」

 まずはここからと……張り切っております!

実はけっこう手間をかけて仕上げる

 琉球料理(沖縄料理)は、カジュアルで「パパッとできる」時短料理のようなイメージがある気がします。

 チャンプルーも、材料を一気に入れて「パッと炒める」と思われていることが多いです。

 だから「まあ、こんなもの」という味に仕上がる。
  ↓
 で、「こんなもの」だと思って食べる。

 でも、実はそうじゃないんですよ~!
 ナーベーラーンブシーは、絶品なのです~!!

 と、那覇の真ん中で叫びたい気持ちをおさえて、少しずつお伝えします。
 (深呼吸~、ふぅ)

 ナーベーラーは、だし汁をしっかり含ませて仕上げます。
 作る段階から、それはもう……だしの良い香りで幸せになります!
(あ、お腹すいてきちゃった)

 「だしパワー」です!!
 ここが、感動の分かれ道!!!

「どぅーじる」のこと

 だし汁を加えたら、クツクツ煮ます。

 ここでもう一つのパワー「どぅーじる」の登場です。

 読みを文字にすると……「Do汁」!?(笑)

 ぜひ、覚えて頂きたいウチナーの知恵です。
 何といっても、ミステリアスな響きでしょ?

 あ、解説しなくては。

 「どぅ」は=自分の・自らといった意味です。

 つまり、素材自身から出るおいしい汁ということ。

 これは、最初からは出ないのです。

 人生と同じで……あるていど時間をかけたところで、ようやく出て来る貴重な味わい。

 決して慌ててはいけません。

=きな子=

 なんと深い表現!

 一言でいうと、どんな味ですか?

=紀々=

 それはもう……「やさしい味」です。

 ホッとして、島豆腐のフルフルと一緒にやさしさがしみわたる感じ。

 へたすると、泣いちゃうくらい。

 そんな「やさしい一品」です。

ナーベーラーの魅力を知ってほしい!

=きな子=

 こんなに熱く語ってもらって、ナーベーラーもきっとうれしいにちがいありません!

=紀々=

 「りうぼう」で試食販売させてもらいたいくらい!!
 (実は、紀々ねぇさんはリウボウストアの研修を担当していた時代に、実演販売も担当していました)

 松本先生が、いつもおっしゃっていることがあります。

 「レシピだけでは作れないから。まずは、味を覚えてほしいの」

 そういう点からすると、そういうお店はなかなかない気がします。

 いつか「やさしい味」を食べてもらえる食堂とコラボできたらいいな、とこっそり思っています。
 (あ、言ってしまいました 笑)

=きな子=

 ぜひ、実現させて下さい。

 ナーベーラーに代わって、切に願います!!

 紀々ねぇさんの琉球料理を哲学するシリーズ、これからもお届けします。
 夢のお店とあわせて、どうぞお楽しみに!

 島野菜を哲学して音楽にした取り組みも、ぜひご覧下さい!
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