おしゃれな布マスク作り～人生にムダはない！｜紀々ねぇさんの「あんすぐとぅ」ブログ

　紀々ねぇさんのお母さんの布マスク製作所は、今日も元気にフル稼働。
　まずは、昨日の紀々ねぇさんレポートから。

買い出し
布マスクの発送
ブログ研究
動画撮影と軽い編集
夕食づくりと翌日の仕込み～伊江島のらっきょうチャンプルー、チキナの仕込み

　では、今日もスタートです。
　今はすっかりマスク作りに参加している紀々ねぇさんですが、はじめは少しフクザツな気持ちだったそうです。

　それは、

　レザークラフトの職人だったお母さんが、レザークラフトから離れて布マスクを日々縫っていることについて。もったいないのと寂しさを感じていたとのこと。

　その理由は？

　あれだけのキャリアと技術があるのに……。

　そして今、自分の心の狭さを反省していると教えてくれました。どういうことでしょうか？

　「母が何を作ったとしても、それがレザーカービングであっても布マスクでも、キャリアや技術は生かされている！」

　そう気づいたからだそうです。

おしゃれな布マスクが教えてくれたこと

　紀々ねぇさんが見せてくれたのは、新しいデニム生地のマスク。
　　▼

　わぉ～！！！
　ビックリでした。

　今では、たくさんの人がつくっている布マスク。
　でも、洋服とセットの布マスクはなかなかないと思います。

　なんとおしゃれな布マスク！
　どこにもないおしゃれな布マスク！
　まるでオートクチュール！！

　紀々ねぇさんも衝撃だったそうです。

　誰でも簡単につくれる布マスク。でも、やっぱり「母にしか作れない布マスク」だった！と。

　おしゃれな布マスク。
　パリッとカッコよくキマるために２重ではなく３重の仕立てで。
　重ねた布が洗濯してもずれないように、見えない部分も縫っている。

　センス。
　手間のかけ方。
　使った先のことも考えてのモノづくり。

　これは、レザークラフトで培ってきたものだと気づいたそうです。

誰にでも作れるけれど誰でもはできない

　そしてもう一つ。

　このところ、医療現場からのオーダーで予想以上に沢山作っているとのこと。
　先日お届けしたのは、なんと６０枚！

　縫うだけでなくパッケージ（衛生上どうしても必要なので）も含め、この数を効率よくこなすのは簡単ではありませんよね。

　紀々ねぇさんたちがそれが出来る理由は？

　レザークラフトで百貨店での出店経験があったこと。
　そして、東日本大震災の後にボランティア活動で革のキーカバーを大量につくった経験があったこと。
　※　キーカバー１個を300円で販売し、うち材料費を除く200円を現地に通って活動しているボランティアメンバーに託すという活動（後に、エールを届けるラジオの制作に変更して続けました）

　色々な材料で作ったマスクは動画で紹介されています。マスクの小さなファッションショー（笑）は9’00あたりから。