このところ、母が毎日毎日マスクを作っています。
本来は、レザークラフトの職人だった母。本格的なこだわりのレザーカービングのバッグも作れる母が、布マスクをひたすら縫っています。
母のカービングが大好きな私としては、寂しい気持ちもあります。こんなバッグをつくっていました。
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でも、この事態に母の姿を見て「うつにならない方法」のヒントを教えてもらった気がしています。今日は、その発見をシェアします。
「聞き流せるブログ」もyoutubeにアップしました。母の布マスクファッションショーもちょこっと(笑)。
私の「うつ病予防!」大奮闘記
音楽を封印していたモノトーンの戦場時代
「ラララ♪りうぼう」ヒット以降の紀々から知って下さった方は、どうして私がメンタルヘルスについて語るのか不思議に思うかもしれません。
2003年から「ラララ♪りうぼう」が生まれるまでの約10年間、私はコーチングの資格を取得して、企業と個人のコミュニケーションとメンタルヘルスを応援する現場にいました。
音楽は?
「音楽の片手間で我が社を見るのか?」という厳しい声もあり、音楽は封印していました。黒・紺・グレーのスーツを着てヒールの靴を履き、経済の現場で闘っていました。
信じられますか?
はい、今となっては自分でも信じられません(笑)。この黒の時代については、また少しずつお伝えしますね。
「ラララ♪りうぼう」の舞台裏はこちらです。
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元気を応援し、うつ病を防ぎたい!
企業でメンタルヘルスの担当をしていた頃、うつ病になって休職される方々とも向き合ってきました。臨床心理士の資格を取るために、大学院への入学を本気で考えたこともありました。
その中で考えるきっかけになったのは、医療現場にいる方々からの問いかけ。
「紀々さんは、病気を治したいの? それとも、防ぎたいの?」
白衣を着て病院にいる自分は、どうしても想像できませんでした。
私はやっぱり病気ではなく「元気」の専門になりたい!
ここから、私の手さぐりで孤独な挑戦がはじまりました。このことは、またあらためて詳しくお伝えしますね。
母が布マスクをつくる理由~医療現場を支えたい!
ニュースを見て、医療現場が大変になってきている状況を知り、ひたすらミシンに向かうようになった母。
「どこか必要としている人に届けたい」
母からの相談をきっかけに、お世話になっているお医者さんに連絡をしました。すると、思った以上にマスク不足は深刻で私もビックリ。まずは、在庫があったサージカルマスクをお届けしました。
「受付スタッフなら布マスクでも大丈夫かな。聞いてみよう!」
こちらも想像以上のニーズがありました。
「私、マスクつくるから!」
とにかく喜ばれたことから、母は小さな作業コーナーをつくり、1日のうちほとんどをそこで過ごすようになりました。
支えた人も救われる~「できること」の大切さ
医療現場で闘う方々のために。
母はきっと、そういう気持ちだと思います。でも、私はその姿を見ながら実感しました。
誰かの助けになることで、母自身も救われている。
「何かできることがある」ということは、メンタルヘルスの視点でもとても大事なことでした。「うつになるリスク」をグッと下げる効果があると感じます。
うつになる時とならない時のちがいって何?
私自身が落ち込んだ時、何が起こっていたかというと……
「考えることしかできていない=動きが止まっている」。
その出来事そのものがつらいよりも、できることがない状況がつらかったのでした。
そこで今日の発見。
「何でもいいから、ひたすらに何かやることがあれば、うつの予防にきっとプラス!」
母の姿を見て、あらためて実感しました。
コロナな今、あなたがうつっぽくなっていたら
何でも、どんなに小さなことでも、何に役に立つかわからなくてもOK。
何か、ひたすらにやってみよう!
今、わたしがそんな生活をしています。どんなことをしているかというと……
・ブログとWEBshopなどWEBまわりを整えるためプログラマーのような生活(オタクスイッチが完全に入っています!)
・母のマスクをお届けするための連絡・発送担当
・母がマスク製作に専念できるように料理と家事もできるだけサポート
これをやってどうなるかは、わかりません。
わからないので、今は考えません!
でも、自分自身の心身の健康のために(免疫を高めてくれると信じている!)、挑戦してみたいと思うのです。
せっかくなら「紀々さんにブログのことも相談したい」「紀々さんにライティング頼めないかな?」と言ってもらえるくらいになりたい、という野望(笑)も生まれました。
ライティングもできる電波堂劇場のオーナーって、なんだか頼もしいし面白いと思いませんか?
音楽も大好きですが、私は文章を書くのも大好き。
そして、メカも好き!
「好き」に没頭してみるとどうなるのか?
このブログでも、実験してみます。
よろしければこっそり応援して下さい。
これからも、リアルタイムで紀々の40代の生き方レポートお届けします。
過去と他人は変えられないけれど、アシタ(明日)とアタシ(私)は変えられる。
あした、転機になぁれ!
おまけ|母の布マスク~新作:デニムシリーズ
こちらの生地、どこかで見たこと…ありませんか? (多分、ないですよね 笑)
こちらです!
私のリーバイスのジャケットの袖をカットした余り布で出来ました。
これがきっかけで、デニムシリーズが小さく生まれました。
つまりは、布がちょっと足りなくなったのがきっかけだったのですが、オシャレな新シリーズ誕生のニュースでした!
これも、ピンチから生まれたひとつです。
我が母、さすが!!
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