こんなにもカッコよくて味わい深い音楽が、こんなにも身近にあったとは!
琉球古典・民謡・童謡をピアノでアレンジして楽譜にする、という挑戦を始めてから、感激と衝撃の日々は続いています。
「知らなかった」ということを知る。
それもまた「知る」ことのひとつだから、だいじょうぶ、前進中だよ!
そう自分に言い聞かせて、励ましています。
揚作田節 agichikuten-bushi~ある日のアレンジ試行錯誤
知っているからこそ、難しい。
琉球古典・民謡・童謡をピアノにアレンジすることが、こんなに大仕事だったとは……思いませんでした。
ウチナーンチュなのに?
いえ、ウチナーンチュだから難しいのでした。
知っているからこその難しさ、親しんでいるからこその難しさ。
音楽ではなく「文化」や「歴史」や、その向こうにある「生きてきた人々の想い」が見えるからこそ、簡単に「わかる」と言えないもどかしさと難しさがあります。
ウチナーンチュだからこその風当たりの強さもありました。
でもね、やっぱり好きなのです。
だから私も、ピアノで弾きたいのです。
ピアノの面白さと、紀々らしさ。
この二つを生かした「琉球古典」って、どんな形なのかな?
この問いかけを持ち歩きながらピアノと向き合っていると、これまでとはちょっと違うアイディアが浮かびました。
メロディーではなく「歌持ち utamuchi」と呼ばれるイントロ(エンディングにも使われます)部分の繰り返しが印象的で、ピアノに合うということを発見。
思いきって、歌持ちをモチーフにして弾いてみました。
わかる人は、わかる。
そんな「ウォーリーをさがせ」的なものになりました(笑)。
いま、ココからもう少し変化しつつ仕上げに向かっています。
自分の中にある答えを探しに行こう!
『かがみ屋へ、ようこそ。』(PDF版)、無料公開中。
▼
紀々ねぇさんの様々な発信、一覧はこちら!
▼
紀々ねぇさんの発信いろいろ一覧
自分とゆっくり向き合うマインドフルネス時間のBGMに♪
▼
琉球・沖縄の音楽をピアノにアレンジ【BGM編】