子育て

子どもと哲学の相性は、どうでしょうか?~東洋哲学の視点から

子どもと哲学

哲学ブームもあり、子どもに哲学を身につけさせたい、という方が増えているようです。

でも、私の感覚では「ちょっとちがう」と思うところもありました。
それはきっと、私が西洋哲学ではなく東洋哲学出身だから、というのもあるかもしれません。

もともと私の母が「哲学する習慣」を持つ人だったことも、あると思います。
本人はまったく意識していないようですが。

今日は、子どもだった私と東洋哲学を学んだ私、というふたつの視点から「子どもと哲学」について考えてみたいと思います。

☆ このブログが目指すこと

哲学は「させるもの」ではなく「自ら」がキホン

子どもさんの習い事について、親御さんからの相談を受ける中で、いつも気になっていることがありました。

それは、「させるべきかどうか?」という発想。

ピアノをさせようと思っています。早い方がいいでしょうか?

哲学も身につけさせたいので、哲学のイベントに参加させようかと思っているのですが。

早稲田に行かせたいのですが、おススメの勉強法は? というのもたまにあります。

今後お伝えをと思っていることがあります。
実は私は、塾に行った経験も家庭教師についたこともないので、受験に関してはまったく役に立たないのです。

偏差値テストを受けたこともなく、自分の偏差値も知らないまま大学を卒業してしまいましたが、裏口ではなく、ちゃんと正門から入学・卒業しています(笑)。

抜け殻、早稲田へ行く!
抜け殻、ワセダへ行く!~自分の偏差値もわからない私は、どうやって早稲田に行ったのか?早稲田で東洋哲学を学んだ哲楽家の紀々ねぇさんは、実は、自分の偏差値も知りません。音楽も受験もあきらめて抜け殻になっていた高校時代から、どうやって早稲田への道が開けたのか? 悩む若い方々へ何か小さなヒントになればと、人生を語ります。あした、転機になぁれ!...

話はそれましたが……

大切なことは、親が「させたいかどうか」ではなく、子どもが「自らやりたいかどうか」。
この「自ら(みずから)」モードは、哲学の最大の強みだと思っています。

このモードを手に入れたら、あらゆる場面で使えます。
「哲学なんて役に立たない!」という人たちは、これを知らない人です。

大学で学んだことなんて世の中では使えない、という声も多いですが、私は大いに異議あり!

こちらについては、またあらためて詳しくお伝えします。
話は、子どもさんの習い事にもどりますね。

ピアノと東洋哲学の「哲学する」効果レポート

ピアノの分野で言うと「~~ちゃんは上手だよね!」と表現しますが、「そもそも、上手ってナンダロウ?」と深く考えないまま、上手を目指して鍵盤に向かっていることも多いと感じます。

上手って、どういうこと?

指が速く動くこと?
難曲が弾けること?
コンクールで優勝すること?
ストリートピアノで沢山人を集められること?
コンサートが満席になること?
高い出演料をもらえること?

なぜ「上手」を目指すのか?

そして「上手の反対」は、何?

十代の子どもさんのサポートをする時の私は、問いの千本ノック担当(笑)。

「できない」と悩むMさんに、こう問いかけたことがありました。

「できないのかな? それとも、できないと思い込んでいるのかな? どっちだと思いますか?」

すると「思い込んでる!」と瞬時に返事が。
その速さに、こちらの方が驚いてしまいました。

それからのMさんは、スランプから完全に抜け出し、辞めるのもやめて練習に打ち込みました。
子どもさんの方が、抱えているものがシンプルでもあり、転機が起こるのは早いです。

自分の中の答えが見えると、コンクールでたとえ思うような結果が出なかったとしても、大事なものは見失わずにいられます。

私は高校2年の時に音楽で大きな挫折があり、音楽も受験もすべての道が閉ざされてしまいました。
その時に、もがきながら書いたコラムがきっかけで早稲田への入学の道が開かれたのですが、それがこちらです。

運命を変えた文章
運命を変えた1本~1993年のエッセイどんな人にも「あの時が転機だった」と思うポイントがあると思います。 私の場合、高校3年の時に書いた1本のエッセイが、それです。 ...

東洋哲学は生きるための「体幹」を鍛える筋トレである!

自ら考え自ら動く、そのために大切なのが「自分軸」。

体幹のようなものだと感じています。

一方で、技術は枝葉。
まずは「根と幹」がしっかりすると、枝葉はあとから自然についてくる。

これは、私が18歳で東哲を選んだ時から変わらない信念です。
40代になって、ここに「実感」が加わりました。

あ、ちょっと暑苦しくなりましたね(笑)。

東洋哲学的な発想の魅力、お伝えしました。(これでも、まだあと99%残っている感じですが)

これからも、東哲女の東洋哲学レポートをお届けしてまいります。
是非、親子で「答えなき問い」を考えてみて下さい。
楽しいですよ~!(本当は加わりたい 笑)

では、今日もオタクとーくにお付き合い頂きありがとうございました!

哲学する紀々本『かがみ屋へ、ようこそ。』にも、十代の頃のことを書いています。
よろしければ是非、どうぞ。

コロナな今を生きる力に~かがみ屋へ、ようこそ。
哲学する紀々本『かがみ屋へ、ようこそ。PDF版』無料公開中早稲田大学で東洋哲学を学んだ哲楽家の紀々ねぇさんが、2007年に作った哲学する小冊子『かがみ屋へ、ようこそ。』を無料公開しました。その想いと、自分と向き合うことの効果をお伝えします。...

 

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