哲学する紀々本『かがみ屋へ、ようこそ。』から、今日は「人生は、オセロ!」についてお届けします。
白黒ハッキリしないコロナな時代に、結果が見えない焦りや不安があるとのお悩みを頂きました。
モヤモヤしますよね、わかります!
そんなあなたの小さなヒントになれたら、しあわせです。
コロナ時代の不安の原因は何?~白黒の輪郭を手放そう!
「鬼滅の刃」の記事でもお伝えした通り、「白黒ハッキリさせてスッキリ!」という世界は、どちらかというと西洋の世界観。
東洋哲学は、ハッキリしないモヤモヤのまま受け止めてしまいます。

「鬼滅の刃」に感じた東洋哲学の世界観~混沌とした迷いの中で早稲田大学で東洋哲学を学んだ紀々ねぇさんによる「鬼滅の刃」レポート。いま大人気の「鬼滅の刃」には、東洋哲学の世界観があふれていました。東洋哲学への注目が高まっていることにもつながていると感じます。コロナな時代の生き方のヒントもあわせて、東哲女のレポートお届けします!...
白黒の輪郭があいまいなのでモヤモヤしますが、この「幅広いあいまいさ」は可能性の広さでもあると私は思っていて、自由度の高さは好きです(ダボッとした大きめTシャツの感じ)。
輪郭はなくていい、と手放すと気持ちがちょっと楽になりませんか?
人生は、白黒ひっくり返る「オセロ」だと思ってみる!
これは、私が自分にも伝えたいと思って書いたことなのですが……
白黒ついてしまったように見えても、これがオセロだと考えてみたらどうだろう?
長い目で見てみると、次の自分の番にどこに置くかで、またクルリと白黒は入れ替わる。
もしかしたら、クルリどころか一列ズラリ!なんてこともある。
その可能性をいつも信じながら、白黒にとらわれすぎずに進めたらいいなと思うのです。
途中の白黒の風景も味わいながら。

哲学する紀々本『かがみ屋へ、ようこそ。PDF版』無料公開中早稲田大学で東洋哲学を学んだ哲楽家の紀々ねぇさんが、2007年に作った哲学する小冊子『かがみ屋へ、ようこそ。』を無料公開しました。その想いと、自分と向き合うことの効果をお伝えします。...
ちょっとうまく行かなかったら……
「だってオセロだもん。さぁ、次行こ~!」と心につぶやいてみることにしませんか?
あした、転機になぁれ!