「ピアノを弾く人は、お金持ち」
ピアノについて、そんなイメージを持つ人も少なくないようです。
お金持ちじゃないから、あなたは音大には行かせてあげられない。
裕福ではないから、我が家はピアノを買ってあげられない。
そんな事情から、子ども頃に習っていたピアノをあきらめたという方も、電波堂劇場には多く来て下さいます。
初めて来て下さった時は言葉少なで緊張気味なのですが、ピアノを弾いた後、ホッとした表情で話して下さる方は多いです。
そんな方のお話を聞かせてもらいながら「ピアノと人生」のつながりに感激いっぱい。
ピアノは逃げないから……またいつからでも弾ける。
あらためて実感しています。
大人になって、ピアノを再開する方々にお会いして教えてもらった「しあわせ」があります。
憧れを自分で叶えられる、しあわせ。
=自分のお金で好きなことができることは、とてもしあわせ!(やらされ感ゼロ、ワクワク感200%というのは、本当にすばらしいです!)
好きでいられる、しあわせ。
=実は、ピアノを早い時期に始めて嫌いになってしまって早くにやめてしまう人も少なくありません。
「上手になる」よりも「長く好きでいられる」方がしあわせ度が高い気がします。
他人と比べない、しあわせ。
=私自身も、コンクールなどで音楽で競争するのが本当に苦手でした。
大人になったら、もう比べる必要はありません。
挑戦するもよし、リフレッシュするもよし、「好きだからただ一緒にいたい」という気持ちだってOK!
これは、本当にしあわせな関係です。
電波堂劇場のピアノは、上手に、よりも何よりも「弾いてくれる人にしあわせになれるピアノ」でありたいと願っています。
しあわせの形は、人それぞれ。
だからこそ、その人とピアノの「しあわせな関係」を応援したいといつも思っています。
プロのピアニストでなくても、借りられますか?
コンクールではないのですが、弾いてもいいですか?
上手ではないのですが、弾かせてもらえますか?
もちろんです。
あなたが「ピアノが好き」で「ピアノを大切にしてくれる」人なら、ピアノも私も大歓迎です。
弾いてくれる人も、ピアノも、みんなが「しあわせ」になれる電波堂劇場。
これが、ピアノを守る私の願いです。
自分の中にある答えを探しに行こう!
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