沖縄戦をくぐり抜け96歳まで元気に生きた、祖母の美代子さん。
11年、一緒に暮らし看取らせてもらった日々から思うのは、まさに「生き抜く力」の持ち主だったということ。
もしも美代子さんがいたら……そんな視点で、人生相談室をはじめました。
「先の見えない日々」への不安を、どうしたらいいのか?~もしも美代子さんがいたなら?
そういえば、美代子さんとの話の中には「これから」についてはあまりなかった気がします。
「今」の話が中心でした。
「これから」があることが「あたり前」ではない人生だったのでは、という気がします。
沖縄戦をくぐり抜けてきた人のもつ感覚のひとつかもしれません。
これからのことを考えられるのは、「これから」が予測通りにやってくると思えるから。
予定がその通りに進むと思えるから。
でも、それって本当なのかな?
美代子さんの時代は、「これから」のことを予測することは出来ないほどの厳しさだったのだと思います。
「とにかくそうするしかなかったから」「ただただ一生懸命だったから」という言葉が、よく出ていました。
これは、私の中にはない視点でした。
でも、コロナ禍から始まった新しい時代では「これから」をあたり前ととらえない感覚が必要になってくるのでは、と感じます。
私が、美代子さんの力を借りたいと思った理由のひとつです。
あした、転機になぁれ!
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