音楽

大切な人を亡くしたあなたへ届きますように~「願いうた」

大切な人を亡くしたあなたへ贈る「願いうた」

大切な人を亡くした時、もしも歌で気持ちを受け止めることができたら……そんな想いから、そっとお届けしていましたが、ある時から「願いうたに、救われました」そう言って頂くようになりました。

私が手がけた曲のなかで、他の曲とは別の力をもつものだと感じています。
待っていてくれる人へ届けるべき曲なのではと。

でも、私はまだ「あなた」に出会えていません。
だから、どうか届きますようにと願いを込めて、このブログを書きます。

☆ このブログが目指すこと

もう会えないあの人へ伝えたい気持ちが、届きますように。

まずは、聴いて下さい。
歌手の井上かおりさんが歌ってくれました。

 

東日本大震災がきっかけでした~降ってきた運命の一曲

「願いうた」は、私が作ったのではなく「預かった」と感じている特別な曲です。
2013年、東日本大震災の後、私は所属していたボランティア団体で「心のケア」チームの一因として沖縄にいながら小さく活動していました。

具体的には、前向きな言葉を届けるツイッターと、Eメールでの相談担当、そして、革のキーカバーを作り300円で販売し材料費を除く200円を現地に通っているボランティアメンバーに託すというものでした。

現地に通うメンバーが「こたつ」を届けるプロジェクトがあり、その時に、受け取った方々からの御礼の手紙やはがきが届いたとのことで、一緒に目を通して何かできることがないか考えてほしいと連絡を受けました。
ちょうど東京出張があったので、実際に見せてもらうことになりました。

そこで出合ったのは、テーブルいっぱいの手紙やハガキ。
それまでは、ニュースで人数としてしか伝わってこなかった出来事に「一つひとつの人生」が見えた衝撃と、受け止めきれないほどの気持ち、そして、離れた土地にいる私に何ができるのだろうという大きな宿題とやりきれなさを抱えて、沖縄に戻りました。

そしてある日、電波堂劇場でピアノのフタを閉めて帰り支度をしていた時のこと。
まるで館内放送のように、歌が流れてきました。

「何???」

聴きながら涙が止まらなくなり、「これは覚えておかなくちゃ!」と思った私は、泣きじゃくりながらレコーダーに録音しました。

それが「願いうた」。

大切な人を亡くしたあなたが、いつかその人に出会えるように。

あの日、東京で読ませてもらった手紙や現場のメンバーからのエピソードには、いくつもの「後悔」の言葉がありました。

最後に、ちゃんと笑って見送ればよかった。

家やお金や物のことよりも、「突然お別れすることになってしまった人」に対する気持ちが、こんなにも大きいなんて……私は、離れた場所にいて何もできない自分の無力さにうちのめされていました。

「だから、この曲を預かったのかもしれない」
そう思い、レコーディングして、研修でも講演でも学校でも、とにかく行く先々でエピソードをお伝えしつつ歌わせてもらいました。

どんなにケンカした相手であったとしても、今、その人がいるということは当たり前のことではなく、明日もふつうに元気に会えるとは限らないのだということを。

大切な人を亡くしたあなたの後悔を、少しでも軽くすることができたら。
そして、未来の後悔を一つでも少なくできたら。

そう願いつつ、お届けしています。

これは私の曲ではありません、あなたのために私が預かった曲です。
だから、こうして見つけて下さって本当にありがとうございます。
そしてもし、この曲を聴いて思い浮かぶ誰かがいたら、その人にも届けてもらえませんか?

私が届けられる範囲は限られています。
どうか力を貸して下さい。

私も、これからも大切に届けていきます。

追伸
こちらは、本人ver.です。

 

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