紀々ねぇさんは、どうしてレザークラフト・レザーカービングの世界をお伝えすることにしたのでしょうか?
「大切なものは目に見えない」
あらためて、そう痛感したからだそうです。
あともうひとつ。
「悩んだ時には、頭よりも手を動かす。これってすごく効果的だったの!」
とのこと。
今日は、紀々ねぇさんがオンラインカウンセリング室に「アート」要素を取り入れた理由について、語ってもらいます。
それでは、はじまり・はじまり。
☆ 紀々ねぇさんがレザークラフトについて熱く語った記事(笑)
自分と向き合う時に「見える何か」と向き合う
=きな子=
「自分と向き合いたいと思うけれど、ちょっとこわい」
そんなお悩みが、紀々ねぇさんのところに時々届いたそうです。
かといって、病院に行くほどの深刻度ではない。
「でもね、このタイミングってすご~く大事なの!」
いつも、紀々ねぇさんはそう語っていました。
「楽しくオシャレな予防があったらいいのに!」
そう考え続けた日々だったそうです。
そしてたどり着いたのが、
「自分と向き合う時に、見える何か向き合う」スタイル。
=紀々=
つい先日、レザーカービングの長財布をご購入下さったお客さまから、メッセージを頂きました。
レザーカービングのお財布と一緒の日々に励まされていますと。
周囲からもよく褒められるそうで、私たちも励まされました!
レザーカービングのバッグやお財布などの小物をメンテナンスしながら、自分もメンテナンス。
愛用の小物を大切にしながら、自分自身を大切にする。
そんな「見える何かを通して、見えない大切なものを大切にすること」が、セルフコーチングにピッタリなのではと、ずっと思っていました。
今回、あらためてレザークラフト・レザーカービングと向かってみて「やっぱりこれだ!」と確信しました。
なにより、私がとっても励まされているので。
=きな子=
大好きなバッグの隣で、力説してくれました。
自分と向き合うカウンセリングを「アートにしたい!」という想いは、こうして生まれたそうです。
愛用のレザーカービングのお財布をお手入れしながらの「ゆんたくらふと(おしゃべり×クラフト)」の動画もあります。
よろしければ、あなたのお財布のお手入れも……ゆるりとご一緒に。
「きっかけスイッチ」と「継続エンジン」
=きな子=
「気持ちは切り替わったつもりだったのに、いつもの日常に戻ると、ついまた戻ってしまって」
そんなお悩みも多いそうです。
そこで紀々ねぇさんが考えたことは?
=紀々=
転機を起こすには「きっかけスイッチ」が必要。
でも、それだけではもとに戻ってしまいがち。
単発のカウンセリングでは難しい理由が、ここにあります。
もう一つ必要なのが……「継続エンジン」。
1:あの日の気持ちをうっかり忘れてしまう。
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2:「忘れてた!」と思い出す。
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3: ふたたび「意識スイッチ」ON!
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4:またまたうっかり……忘れてた。
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5:ふたたび「1」にもどる。
こんな流れで、少しずつ「らせん」のように転機に向けて進んでいきます。
この「らせん」の流れを生むのが「継続エンジン」。
とにかく、止まらないことが大事。
いいんです、何度も何度も忘れたってOK!
「忘れてた!ことを思い出す」「楽しく何度でも意識スイッチON!」のきっかけに、お財布やバッグなどの小物も一役かってくれるのではと思うのです。
それは、講演会に来て下さった方々からの声が教えてくれました。
「あの日の気持ちを忘れないように、紀々さんの名刺をIDケースに入れています」
「職場の机に紀々さんのカードを飾っています」……
涙が出そうでした。
うれしかったのと、みなさんの想いの切実さに。
少しでも楽しく自分と向き合い転機を迎えられるために何ができるかな?
そう考えて、レザークラフトで小物をつくるようになりました。
☆ 紀々ねぇさんのレザークラフトについては、こちらもどうぞ。
レザークラフトとカウンセリング・コーチングの共通点
=きな子=
こうして聞いていると、レザークラフトの話なのに、自分と向き合うコーチングやカウンセリング、メンタルヘルスといった紀々ねぇさんのもう一つの専門分野の話とつながっていると感じます。
「あれ? どっちの話を聞いていたんだっけ?」と不思議な感じもあります。
=紀々=
私の中では、まったく同じ感覚です。
実は、デパートで期間限定で出店していた時に、担当とは別の初対面のデパートのスタッフの方が見てくれて色々とお話をしたのですが、その方が、後日また来て下さったことがありました。
「ふつうの作家さんではないと思ったので、あれからネットで色々と調べてサイトも拝見しました!」とのことで。
コーチングの講座のご依頼を頂いたことがありました。
カウンセリングもコーチングも、目には見えないもの。
様々な「見えるもの」との組み合わせで、もっと楽しくお届けすることが出来ると感じています。
実際に、革のコサージュを一緒に作りながらのカウンセリングもやっています。
今後は、オンラインでつないで、一緒につくりながらの「ゆんたくらふと=ゆんたく(おしゃべり)×クラフト」もできたら楽しいなと考えています。
=きな子=
パーソナルはもちろん、グループでのアートなカウンセリングもできそうですね!
せっかくなら「一石二鳥」~カウンセリングをアートにしたい!
うつ病のリハビリの一環で、レザークラフトが取り入れられることも多いそうです。
精神科医や作業療法士の方々の研修も担当したことがあることから、紀々ねぇさんはずっと「医療現場とは別のアプローチができるのでは」と思っていたとのこと。
「リハビリに有効なら、予防にもきっと効果的だと直感。楽しく予防ができて、しかもオシャレにカッコよくなったら……最高でしょ!」
こんな時の紀々ねぇさんは、ワクワク感が全身からあふれています。
あぁ、これはきっとだれも止められないなぁと(笑)。
紀々ねぇさんをよく知る人は、みなさん、あきれながらもあたたかく見守ってくれているようです。
=紀々=
自分と向き合う時間は、とっても貴重でステキな時間。
でも、カウンセリングもコーチングも、終わったらメモ以外は何も残らないことがほとんど。
せっかくなら、何か形があったらうれしいでしょ?
しかも、革だったら何年も持つ。オシャレでカッコイイお守りになったらと考えるとうれしくて」
=きな子=
つまり、自分だったら「あったらゼッタイうれしい!」と思うものでもあったそうです。
私も、同感!
近く、革のコサージュづくりの動画も作る予定のようなので、どうぞお楽しみに。(私も楽しみ!)
過去と他人は変えられないけれど、アシタ(明日)とアタシ(私)は変えられる。
あした、転機になぁれ!
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