紀々ねぇさんもレザークラフトをやるのですか?
よく聞かれるのですが、答えは……「YESとNOが半分ずつ」。
すみません、ちょっとわかりにくくて。
レザークラフトでピアスやコサージュ、お財布などの小物づくりは、やります。
レザーカービングは、やりません(できません)。
紀々ねぇさんのお母さんが専門のレザーカービングは、とにかく技術の習得には長い時間も必要。
お母さんからは「あなたはあなたのスタイルで」とすすめられ、紀々ねぇさんならではのレザークラフトが生まれたそうです。
今日は、そんなお話を。
それでは、はじまり・はじまり。
☆ 紀々ねぇさんがレザークラフトについて熱く語った記事(笑)
紀々ねぇさんオリジナル「転機の風穴デザイン」
=きな子=
レザーカービングの世界を紹介している紀々ねぇさんですが、自身がつくるものはカービングではなく「転機の風穴デザイン」という独自のスタイル。
革に様々な形の穴を開けてデザインしています。


紀々ねぇさんのレザークラフト「転機の風穴デザイン」の解説動画も、どうぞ。
作っている風景の動画も。
革だけでなく紙にも応用できるので、動画ではメモ帳に風穴を開けています。
クラフト時間の紀々ねぇさんは、集中してつい無言になってしまうので……かなり地味な動画ですが、職人の顔の紀々ねぇさんをご覧下さい(笑)。
「転機の風穴デザイン」が生まれた背景~ピンチはチャンス
「あなたはわざわざカービングをやらなくてもいいと思う。あなたのできる技とアイディアでやってみたら?」
レザーカービングが専門の紀々ねぇさんのお母さんのススメで生まれたそうです。
レザーカービングの制作現場は、こちらを。
=紀々=
カービングは、習得するにもかなり時間がかかる高度な技術で、腕にも負担がかかる作業。
ピアノの演奏との両立が難しいと感じていました。
ちょうどその頃の私は、小さな壁にぶつかっていた時。
なので「転機の風穴をあけよう!」と自分へのメッセージと決意も込めて、穴をあけたのがはじまりでした。
私が何かをはじめる時は、何か壁にぶつかっている時。
突破口を探している時なの。
「あこや貝が、異物である核を少しずつ包んで真珠を生み出す」ような感じで、ひとつずつ技が増えてきた感じです。
はじっこ革をもらって、まずは自分のものから作って「それどこで買ったの?」と聞かれたら販売用にも少し作る、という風に作ってきました。
転機の応援をしたい!~お守りづくりのレザークラフト
=きな子=
実は、紀々ねぇさんのレザークラフトは「お守り」でもあると聞きました。
=紀々=
私のところに来て下さる方は、コンクールや受験に挑戦する方や、転機を迎える方が多いです。
なので、応援の気持ちを込めて「何か小さなプレゼントをしたい」と思って……小物を作っていました。
それが「衣装のポケットに入れて本番の舞台に立ちました」など「お守り」にして頂くようになりました。
受験生の方へは、風穴をあけたしおり。
ピアノのコンクールを目指す方には、音符のストラップ。
あとは、お名前をデザインしたペンなど。
その方を想いながら、作っています。






=きな子=
紀々ねぇさんが「自分と向き合うカウンセリング」とレザークラフトの組み合わせを大事にしている理由は、こちらを。
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☆ レザークラフトとメンタルヘルス~自分と向き合うカタチ
紀々ねぇさんが作ったレザークラフトは、全国に連れて行ってもらっているのですね。
実は節約効果も!?~一石二鳥のレザークラフト
こんなに可愛いレザークラフトに、実は「節約効果」もあるとのこと。
革=高い、というイメージなのですが……どういうことでしょうか?
=紀々=
プレゼントやお土産って、可愛いのを買うとけっこう高かったりするでしょ?
その料金の中身は、材料費の他にデザイン料や技術料なども含まれている。
「自分に技術やセンスがあれば、材料費だけで可愛いプレゼントがつくれるよ!」
母の提案で、小学校の頃からお友だちのプレゼントは、はじっこ革に油性ペンで絵と名前を描いて手づくりしていました。
プレゼントは、買うものではなく「作るもの」。
その人のことを想っている時間も、贈り物。
その哲学は、レザークラフト職人の母から受け継いだものです。
「お金の教育」というと、貯金や株・お金の投資などが話題の中心ですが、私は「モノづくり・技」という視点も大事だと感じています。
もっと柔らかな発想で「お金」も哲学出来たら楽しいのではと。
こちらのブログや動画でも少しずつお届けしたいと思います。
=きな子=
紀々ねぇさんが、子どものみなさん向けのレザークラフト体験コーナーを開いてきたのも、そういうことだったのですね。



=紀々=
大人のみなさんにも「飲んだり食べたり」だけでなく「作りながらのコミュニケーション」となるレザークラフトのワークショップをおススメしていて、好評でした。
カロリーゼロで、盛り上がりますよ!
ただ、その発想がないだけ。
そう感じています。
脂肪が残るよりも、革のコサージュが残る方がいいでしょ?(笑)
まずはご自分のを作って、もう一つプレゼント用に作られる方もいらっしゃいます。
「作ったものを喜んでもらえるドキドキとうれしさ」をわかってもらえる輪が広がって、とてもうれしいです。


=きな子=
なかなか集まるのが難しい状況になったので、これからはオンラインでの「ゆんたくらふと(おしゃべりしながらのクラフト)」も開催できたらと考えはじめているそうです。
近く、革のコサージュづくりの動画も録る予定とのこと。
どうぞお楽しみに。
また、レザークラフトの世界と哲学もお届けしますね。
過去と他人は変えられないけれど、アシタ(明日)とアタシ(私)は変えられる。
あした、転機になぁれ!
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