紀々ねぇさんにとって、ピアノもレザークラフトも「自分と向き合う時間」。
「私の場合は、座禅ではなくピアノ禅・レザークラフト禅なのだと思う」
いつも、そう語っています。
今日は、そんな40代の生き方とレザークラフト禅についてお届けします。
それでは、はじまり・はじまり。
☆ 紀々ねぇさんがレザークラフトについて熱く語った記事(笑)
神アイテムのご紹介!
紀々ねぇさんに何度も会っている方にとっては、きっとお馴染み。
革のコサージュ!

もう、制服のようなヘビロテアイテムです。
「いつかじっくりご紹介しなくちゃ!」と思いつつ、こ~んなに遅くなってしまいましたが、そのぶん張り切ってご紹介でございます!!
何を隠そう、革のコサージュは、紀々ねぇさんが一番たくさん作ったアイテム。
デパートで期間限定で出店していた時には、あまりの人気に製作が追いつかず、お客さまに待って頂き目の前で仕上げていった伝説があったとか。
「もう、指の指紋が薄くツルツルになるほど」だったそうです。(ひょえ~!)
まずは、写真でご紹介。
サイズ・カラーバリエーションも様々です。



あなたにも作ってほしい!~不器用コンプレックスにサヨナラを
=きな子=
紀々ねぇさんは、コサージュについては「着けるだけではなく、作ってみてほしい」と思っているそうです。
「特に、不器用だと悩んでいる方に」。
なぜ?
=紀々=
布は、柔らかく、ほつれたりよれたりなど始末が必要などけっこう気使いと技術がいるもの。
でも、レザーは丈夫で切りっぱなしでOK。
コサージュの革はとても薄いので、厚紙が切れる程度のふつうのハサミで切れます。
子どもさんとの工作の感覚で気軽に楽しめますよ。
みなさん、革というと特別に思われるようですが、こうして自分で触って切ってひねって……とやってみると、革製品がグッと身近に感じられるようです。
人生の中で「怖いもの」「苦手なもの」が一つでも少なくなると、ハッピーでしょ?
そんなきっかけになれることがうれしいです。
=きな子=
なるほど。
たしかに、革は「高級=自分が触れるものではない」というイメージがありました。
だからこそ、革の小物を自分で作れた時の感激は大きいそうです。
うん、それはゼッタイにうれしいです!!
=紀々=
自信を持ってほしいと思うのです。
不器用だから。
美術の成績が悪かったから。
そう思っている方にも。
学校の成績がきっかけで「自分はダメ」とレッテルが貼られたままになっている方が多いと感じます。
そもそも……私もそうでした。
例えば、文字。
習字の授業で、左右の席の友だちが優秀でそれぞれ金と銀のマークがつけられていて、私だけ何もなかった。
美術の時には、目の前の友だちの絵を描いているのに「これは誰?」と聞かれたり。
撃沈つづき。
いま思えば「実物をそのまま描く」技法が苦手だっただけなのに、ザックリ「絵が苦手」だと思い込んでしまった。
これは、音楽にも同じことが起こっていました。
クラシックの音楽が苦手だっただけなのに、学校ではジャズピアノやロック・演歌の授業はないので、それだけで成績がつけられてしまう。
それはジャンルも期間も限定の評価なはずなのに、永久の評価になってしまっている。
悔しいしもったいない!!
レザークラフトとピアノの分野で、心の底から叫びたい気持ち。
だから、一緒に作って、一緒に弾いてもらう体験をと思っています。
=きな子=
「学校の成績は、ジャンルも期間も限定」
言われてみると、そうですね。
私も、大人になっても大事に期限切れのコンプレックスを持ち歩いていました。
たしかにもったいない!
革のコサージュの作り方
=紀々=
でしょ?
期限切れのものは、サッサとお別れしましょう。
ヤル気も勇気もアイディアも収入も……何も生んでくれませんからね!
私は「コンプレックスとの愉快なお別れ会」をたくさんやりたいと思っています。
では「とってもザックリな作り方」をご紹介しますね。
詳しくはまたあらためて、動画をつくりたいと思っていますので、まずはザックリでお許しを。
=きな子=
はい、では体験者の私からお届けします。
はじまりの姿は、こんな感じ。(定番のMサイズの場合)

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革をしめらせます。
※ 革は、しめらせて形をつけると、乾いたらその形で仕上がるという習性があります。(マジックみたい!)
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花びらを、一枚ずつ同じ方向にねじっていきます。
ヒトデのような姿になります。(お花とはほど遠い姿)

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1枚ずつ、ねじったものをほどきます。

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花芯もお好みの雰囲気にクルクル。
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3枚の花びらを重ねて……いよいよ、お花の姿になります。
※ 立って真上から眺めながら、一番お花がイキイキ見える形に整えます。接着前の大事な作業。心ゆくまで悩んで下さい。
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最後に、どこを上にするかを決めます。
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Are you ready ?
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意を決して、接着!
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ブローチピンをつけたら、完成~!!!

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生まれたてのコサージュを、どうぞごゆるりと愛でて下さい。
そして、ここまで仕上げたあなたを褒めてあげて下さいね。
「おめでとうございます!」
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記念撮影・ファッションショー・打ち上げなどなど。
ご自由に&ごゆっくりどうぞ。

40代の「自分らしい生き方」のために~紀々ねぇさん的「禅」のススメ
いかがでしたでしょうか?
写真と文章だけでしたが、少しイメージとワクワクが伝わったらうれしいです。
「革のコサージュは、40代のオトナ世代にこそおススメ」だそうです。
=紀々=
・「身に着ける」おススメ
シンプルな服装でも、ひとつポンとつけるだけで、グッとオシャレになる気軽さと頼もしさ。
布バッグにつけても、ヘアゴムやヘアピンにつけてヘアアクセサリーにしても、スカーフをとめても麦わら帽子につけても……と可能性の広さ。
・「作る」おススメ
プレゼントを手づくりできるというのは、ステキです。
そして、集中して自分と向き合い、期限切れのコンプレックスを手放す「クラフト禅」は、40代の自分らしい生き方を探すのにピッタリ!
自信を手に入れるよりも、期限切れコンプレックを手放す方が「自信度」は高まりますよ。
一緒に、軽やかに行きましょ~!
☆ 関連ブログ記事~40代のファッションに迷ったらレザーがオススメな理由

過去と他人は変えられないけれど、アシタ(明日)とアタシ(私)は変えられる。
あした、転機になぁれ!
動画でも解説お届けしました。
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一点ずつの作品のため掲載が追いついていないのですが、はり切って準備中です。
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