手回しオルゴールを始めたい方へ
紀々の手回しオルゴールに出会って下さりありがとうございます。
紀々の手回しオルゴールに出会ってくれた方々から「手回しオルゴールをやってみたい」というお問い合わせを頂くようになりました。
ピアノを聴いてくれた方が「ピアノを買いたい」と言われるケースはほぼなかったため、この反響の大きさにビックリ&感激しています。
そこで、こちらではもう少し詳しい解説をお届けします。
前編がまだの方は、下記もどうぞ。

Q.難しいですか?~手回しオルゴールの難しいところ
A.
奏でるのに「難しいこと」は何もありません!
力を入れずにゆったりとハンドルを右回しにまわすのみ。
慣れるまで(コツをつかむまで)少しぎこちないところもあると思いますが、何度かやってみると感覚がつかめて楽しくなります。
努力も才能も筋肉も心配もご無用です。
そんな手回しオルゴールですが、実は手回しオルゴールならではの意外な大変ポイントがありました。
それは……
曲カードの穴あけ。
「曲カードさえあれば、だれでもすぐに奏でられる」のですが、逆に言えば、曲カードがなければ何も始まらないのです。
曲カードが仕上がるまでのステップは……
※ 仕上がっている曲カードの中から購入される方は「3」から。
1:オルゴール用の編曲を用意する(手回しオルゴールに適した編曲が必要です)
2:ソフトで入力&印刷(または手打ち)して曲カードの様式にする
3:ガイドにそって穴をあける(ひたすら)
オルガニート愛好会のページもわかりやすい解説があります。
※ 穴あけの方法は専用の工具を使う方が多いですが、色々と試した結果、紀々はレザークラフトの工具を使ってあけています。
※ hamajiさんのやさしい編曲の曲カードは、販売されています。(オプションで穴あけもしてくれます)
でも、この穴あけの時間も「どんな風に鳴るのかな?」と想像するので楽しい、とおっしゃる方もいます。
手回しオルゴールならではの手間とひとときです。
紀々のオリジナル・アレンジの曲カードのご希望にもお応えできるように、私も体制を整えたいと思います。
みなさんに楽しんでもらえますように。
ソフトについて
原田さんが作られたソフトにお世話になっています。
このソフトがなければ、編曲・作曲はきっと挫折していたと思います。
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「音のキャンバス」
手回しオルゴールの編曲・作曲のこと
なかなか情報が少ない中で、hamajiさんこと宮本由利子さんの解説にはとても助けて頂きました。
宮本さんの「手回しオルゴールをみなさんに楽しんでもらいたい」という想いに、感激しています。
是非、宮本由利子さんの解説をご覧ください。
これから…
まだまだ知られていない手回しオルゴールの世界。
情報も少なく、特に作曲・編曲については本当に孤軍奮闘の日々が続きました。
これからは、手回しオルゴールに出会って下さった方々が安心して楽しくご自身の手回しオルゴール生活を送ってもらえるように、少しでもお力になりたいと思います。
雅流オルゴールは、山田さんによる一台ずつ手作りのため、量産もできません。
お待ち頂ける方のみ、紀々からもご注文承ります。
こちらからお問い合わせ下さい。
