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子ども時代の「お金の哲学」~私が受けた金銭教育と生き方の教育

お金を哲学します

いま一番の不安は、どうしてもお金につながっています。
そんなお悩みが届きました。

こんな時は「気の持ちようですよ」「ヤル気を出して」「まずは動くことから!」と力説されたとしても、悔しいけれど、すべてはキレイゴトのようになってしまうことがほとんど。かといって「では、無料でカウンセリングを!」となると私のキャパオーバー。

どうしたら力になれるのかな?

考えて考えて……たどり着いたのが、このブログと動画でした。(20年ほどたってしまいましたが、始められたのでヨシとします!)

お金は差し上げられませんが、アイディアを全力でお届けします。
もし、一人でも転機のきっかけを見つけてもらえたらしあわせです。

お金を哲学します
【決意表明!】これから「お金」を哲学します~紀々ねぇさんは金の亡者になったのか!?早稲田大学で東洋哲学を学んだ紀々ねぇさんがお届けする、お金を哲学するシリーズ。10歳から節約の実践をはじめ、超低燃費体質な紀々ねぇさんのアイディアもあわせてお届けします。お金の不安を少しでも軽くしたい!と張り切っております。...

☆ このブログが目指すこと

子どもの時の「お金の教育」~お金と選択

突然ですが……私は、お金を貯めるのが得意です。
はじめて「節約して使い方を工夫する」という経験をしたのは10歳くらい。

身近に「お金との向き合い方」を語ってくれる人たちがいてくれたので、自然にお金のことを考えるようになりました。

「お金って、何のために必要?」
「もらったお金は、どうする? 貯める? 使う? そうしたら、どうなる?」

お年玉をもらった時に、すぐに何かを買うのではなく「それをどうするか?」考える。
「Bちゃんが~~を買ったから」という理由は、ナシ。

あなたは、どうしたい?
それは、なぜ?

いつも、そんな「問い」をもらっては考えてきました。

祖母の教え~「歩いたから」貯金

祖母は、私の「お金の先生」の一人でした。
お仏壇には缶の貯金箱を置いて「今日は~~だったから貯金しようね」とチャリンと入れ、私たちに教えてくれました。

お給料日とか、そういうことではありません。
例えば……
タクシーに乗らずに頑張って歩いたから。
~~を買わずに我慢したから。
など「自分の智恵や力を使って節約ができた時」、その理由をハッキリ説明してくれました。

哲学することが節約することでした!~子どもにこそ伝えたい

「なにゆえに?」
この発想は、まさに東洋哲学の世界。

なぜゆえに、ここでお金を使うのか。
なぜゆえに、ここでお金を使わないのか。

大切なことは、お金の金額ではなく「なぜゆえに」。

ここで考える習慣がつくと「何となくお金がなくなっていく」ことは防げます。
そして、お金を使う・貯めるたびに、考える筋力も鍛えられます。

これを積み重ねた先に……「お金が貯まる人・貯められない人」の違いが出てくるのです。

ピアノもお金も、つながっていました!~継続の力

実は、私はこの習慣が当たり前だと思っていました。
大人になって、お金のことで悩む方々に出会うまでは。

お金の問題をクリアするためには、まず「なにゆえに」という習慣が大事。
そうすると「生き方」にも変化があらわれます。
日々の中の「なんとなく」こなしていた出来事ひとつずつと丁寧に向き合うと、ちょっと(はじめは、かなり)めんどうですが、発見の多さにビックリする人が多いです。

小銭サイズから丁寧に意識を向けていく。
実はこれは、ピアノの上達にも役立ちました。

「なんとなく」弾いていたこと、「先生に言われたから」やっていたことを、「なにゆえに」そうするのか? 自分なりの答えを見つけて練習すると、意識も発見も変わってきます。
「自分軸」も育ちます。

これが、哲学するという習慣です。

貯金箱の習慣と合わせてやってみると、より実感が見えるので楽しいと思います。

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答えなきコロナな時代を生きるには、「お金」よりも「自分なりの答えを見つける力」こそが大事だと感じています。

では、お金はなくても良いのか?

そんなことはまったくありません!
ただ「誰かのアドバイス通り」「預金しておけば安全」「~~~円あれば幸せになれる!」という正解を追いかけるスタイルでは、しあわせになれないし危険だと思うのです。

稼ぎ方の前に、子ども時代には「お金との向き合い方」つまり「お金を哲学する習慣」が大切なのではないでしょうか?

自分自身の経験を振り返り、そして大人の方々のお悩みと向き合う日々からそう感じ、このブログを書きました。

もし、質問などあればお寄せ下さい。
あなたとお金とのハッピーな関係づくりを、哲楽家として全力で応援したいと思っています。

あした、転機になぁれ!

追伸
両学長の動画は、とてもわかりやすいのでご紹介します。
こちら、お子さんも一緒に聴いて考えてみるのも楽しいと思います。

 

コロナな今を乗り切るヒント集『かがみ屋へ、ようこそ。』